ラリンジアルマスクカフ圧を制限するために注入用シリンジを安全弁として使用する

・ラリンジアルマスク(LMA)カフの過膨張は、この器具の使用に関連した多くの合併症の根底にある原因であると考えられている。今まで、カフ圧が 44mmHg(60cmH2O)の推奨最大値よりも低く維持されることを保証する(直接測定の他に)臨床的に許容可能な方法はなかった。

・著者らは、30 と 60 ml の BD と B Braun シリンジを使用して、開始圧 40、60、120 mmHg まで、空気でサイズ#2、#5 LMA を膨張させた。 その後 シリンジのプランジャーが平衡状態にまで押し戻された後に、LMA 注入ポートからシリンジを取り外した。完全な受動的反動の後の残留 LMA カフ圧を測定し、記録した。

・シリンジ(30 と 60ml)と開始圧(40、60、120mmHg)の多くの組合せで、安全な残存(#2 と #5 の LMA)カフ圧<44mmHg が得られた。

・シリンジ、LMA サイズ、注入圧の特定の組合せで使用する場合、これらのデータは、推奨された安全上限圧である 44 mmHg よりも少ないか、非常に近い初期平衡反動 LMA カフ圧を達成するための効率的かつ実用的で容易な方法であることを示している。

[!]:やや古い文献。この文献では 30 と 60ml のシリンジを使用している。当ブログで紹介している「知らなきゃ損!! 超簡単、 気管チューブの最適カフ圧設定法」のラリンジアルマスク版といえる報告。

【出典】
Using the inflating syringe as a safety valve to limit laryngeal mask airway cuff pressure.
J Clin Monit Comput. 2011 Dec;25(6):405-10. doi: 10.1007/s10877-011-9319-8. Epub 2011 Nov 11.

<関連記事>

知らなきゃ損!(Part 2)超簡単、 ラリンジアルマスクの最適カフ圧設定法(おいおい)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック