外来手術における術後咽頭痛の予防:術前アスピリンと硫酸マグネシウム含嗽の比較

マグネシウム36.png・術後咽喉頭痛(POST)は、多くの対策にもかかわらず、外来手術の肯定的フィードバックを阻害することが多い。本研究は、外来手術後の POST 予防における術前硫酸マグネシウムとアスピリン含嗽の有効性を比較するために実施した。

・これは前向き無作為化二重盲式試験であった。日帰り手術予定の、ASA-PS I-II、年齢 25-50 歳、両性の成人患者 56 人を A 群([n=28]アスピリン[325mg 錠]含嗽をする)と M 群([n=28]硫酸マグネシウム[20mg/kg]含嗽をする)に無作為に割り付けた。両群で、薬物は 20mL 溶液(5%ブドウ糖)にした。麻酔導入の 15 分前にこの混合物で含嗽するように患者に指示した。POST 症状は、手術後 0、2、4、6、9、12、16 時間に 4 点スケールで測定した。

。両群とも人口統計面では同様であり、術直後には同等の酸素飽和度、血行動態、意識状態を有していた。咽喉頭痛のある患者数は、術後 0 時間(P=0.0376)、2 時間(P=0.0429)、4 時間(P=0.0394)で、アスピリン群と比較してマグネシウム群の方が有意に低かった。 POST 疼痛スコア(視覚的アナログスケール)は、術後 0、2、4 時間で、アスピリン群と比較して、マグネシウム群の方が有意に低かった(P<0.05)。

・全身麻酔下で日帰り手術を受ける患者で、術前の硫酸マグネシウム含嗽は、特に術後早期において、悪影響を与えずに、POST の発生率および重症度を有意に低下させたことは明らかである。

[!]:これは初耳だな。硫酸マグネシウム含嗽で術後咽喉頭痛が減少するとは!

【出典】
Postoperative Sore Throat Prevention in Ambulatory Surgery: A Comparison between Preoperative Aspirin and Magnesium Sulfate Gargle - A Prospective, Randomized, Double-blind Study.
Anesth Essays Res. 2017 Jan-Mar;11(1):94-100. doi: 10.4103/0259-1162.186602.

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