麻酔成人でのラリンジアルマスク除去のためのデスフルランの ED50

・麻酔下成人の 50% でラリンジアルマスクの除去を可能にするデスフルランの呼気終末濃度のこれまでの推定値(ED50)は、2.1%~5.3% の範囲であった。どの値が正しいかを評価するために、著者らは、全身麻酔下で子宮頸癌のために子宮腔内セシウムインプラントを受けた 32 人の女性患者(年齢 30~50 歳)を研究した。

・プロポフォール 2-3mg/kg で麻酔を導入し、50% 亜酸素化窒素+酸素混合ガス+デスフルランで維持した。手術の終了時に、ディクソン(Dixon)上下法を用いて所定の目標呼気終末デスフルラン濃度(4% から開始)を 10 分間維持し、ラリンジアルマスクを除去した。次の患者の目標呼気終末濃度は、前の患者の反応に応じて 0.5% 増減した。ラリンジアルマスクの除去は、除去後 1 分以内に、咳嗽、食いしばり、噛みつき、体動または何らかの有害な気道事象がない場合に成功したと考えた。

・著者らは、デスフルラン濃度 2.4%(95%CI 1.3-2.9)と 3.8%(3.1%- 9.6)で、麻酔下成人の 50%(ED50)と 95%(ED95)でラリンジアルマスクの除去は成功することを見出した。

【出典】
ED50 of desflurane for laryngeal mask airway removal in anaesthetised adults.
Anaesthesia. 2011 Sep;66(9):808-11. doi: 10.1111/j.1365-2044.2011.06813.x. Epub 2011 Jul 19.

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