グライドスコープビデオ喉頭鏡と比較したマッキントッシュ直接喉頭鏡検査時に適用された力を測定

・喉頭鏡検査は感受性の高い患者に有害である可能性のあるストレス反応を誘発する可能性がある。著者らは、ストレス反応の代理変数として舌根部に加えられる力を直接測定した。

・力測定は、各喉頭鏡ブレードの凹面に沿って取り付けられた 3 つのFlexiForce センサーTM(Tekscan Inc、Boston、MA、USA)を用いて得られた。ASA-PS I/II の 24 人の成人患者を研究した。麻酔導入と筋弛緩の後、喉頭鏡検査と気管挿管を、マッキントッシュまたはグライドスコープTM(Verathon、Bothell、WA、USA)喉頭鏡のいずれかを用いて行った。

・完全なデータは 23 人の患者に利用可能であった。著者らは、マッキントッシュと比較して、グライドスコープのほうが最大力(9(5-13[3-25])N vs 20(14-28[4-41])N、p=0.0001)、平均力(5 (3-7 [2-19]) N vs 11 (6-16 [1-24]) N、p=0.0003)、インパルス力(98(42-151[26-444])N vs 150(93-207[17-509]N、p=0.017)が低いことを観察した。

・本研究では、喉頭鏡検査中の舌根部の最大拳上力は、マッキントッシュ喉頭鏡と比較してグライドスコープビデオ喉頭鏡のほうが少ないことが示されている。

【出典】
Measurement of forces applied during Macintosh direct laryngoscopy compared with GlideScopeR videolaryngoscopy.
Anaesthesia. 2012 Jun;67(6):626-31. doi: 10.1111/j.1365-2044.2012.07087.x. Epub 2012 Feb 21.

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  • Q:ビデオ喉頭鏡は侵襲性が低いのか?

    Excerpt: A:ビデオ喉頭鏡では、直接喉頭鏡を使用した場合のように口腔軸、咽頭軸、喉頭軸をほぼ一直線にする必要がないので、頭部(上位頸椎)後屈、下位頸椎前屈、最大開口(顎関節)の必要度が少なく、さらには、上顎切歯.. Weblog: 麻酔科勤務医のお勉強日記 racked: 2018-01-15 09:38