前投薬なしの小児で、セボフルラン+酸素+亜酸素化窒素による導入後の静脈内カニューレ挿入最適時間

・小児では、静脈内カニューレ挿入は、通常、揮発性麻酔薬による吸入導入後に行われる。セボフルラン+酸素+亜酸素化窒素による導入後の安全な静脈内カニューレ挿入の最適時間は、前投薬された小児では研究されているが、前投薬なしの小児で、吸入導入に伴うカニューレ挿入に最適な時間に関する情報はない。この研究の目的は、前投薬を受けていない小児でセボフルラン+酸素+亜酸素化窒素による麻酔導入後の静脈内カニューレ挿入の最適時間を調査することであった。

・これは、待機的歯科手術を受ける、年齢 2 歳~ 6 歳、前投薬なしの ASA 分類 1 の小児における、前向き観察者盲式上下逐次割り付け試験である。セボフルラン+酸素+亜酸素化窒素による吸入導入後、静脈内カニューレ挿入を試みた。カニューレ挿入のタイミングは、体動、咳嗽、喉頭痙攣がない場合には適切であると考えられた。初回の小児でのカニューレ挿入試行は、睫毛反射の喪失後 4 分に設定し、静脈内カニューレ挿入の時間は、ステップサイズとして 15 秒を使用する上下法によって決定した。プロビット試験を用いて、研究のための上下連続値を分析した。

・患者の 50% と 95% で、セボフルラン+酸素+亜酸素化窒素による導入後の効果的なカニューレ挿入のための適切な時間は、それぞれ 53.02 秒(95% 信頼限界、20.23-67.76 秒)と 87.21 秒(95% 信頼限界、70.77 -248.03 秒)であった。

・セフフルラン+酸素+亜酸素化窒素を投与した前投薬なしの小児患者では、静脈カニューレ挿入を試みる前に、睫毛反射消失から 1 分 45 秒(105 秒)待つことを推奨する。

[!]:前投薬なしの小児で、GOS の緩徐導入の場合、睫毛反射消失後、105 秒後に静脈カニュレーションするのが適切と。

【出典】
Optimum time for intravenous cannulation after induction with sevoflurane, oxygen, and nitrous oxide in children without any premedication
Paediatric Anaesthesia First published: 8 January 2018

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