小児の異なる年齢層でのセボフルラン麻酔導入後の静脈内カニューレ挿入の最適時間の評価

・小児の吸入導入後の静脈内(IV)カニューレ挿入の理想的な時間は議論の余地がある。この時代に及ぼす年齢の影響は研究されてたことがない。著者らは、異なる小児年齢群で、セボフルラン麻酔導入後の IV カニューレ挿入最適時間を評価した。

・Dixon 逐次上下法に基づく前向きの介入研究が、年齢 1-10 歳の小児で実施された。年齢によって以下の 3 群に分けた:1 群:年齢 1-3 歳、2 群:3-7 歳、3 群:7-10 歳。麻酔は、5L 100% 酸素に 8% セボフルランで導入した。各群の最初の小児は、3.5 分で IV カニューレ挿入を試みた。次の小児におけるカニューレ挿入時間は、前の小児での、正または負の応答に応じて、それぞれ 30 秒ずつ増減させた。各群で得られた最低 6 組の一連の失敗成功まで小児を募集した。一連の失敗成功の中点の平均を計算して、各群の 50% 小児の カニューレ挿入の時間を得た。

・1 群、,2 群、3 群の小児の総数は、それぞれ 24、23、24 人であった。群1,2および3におけるセボフルラン誘発後の IV
カニューレ挿入の平均(95% 信頼区間)時間は、それぞれ 53.6(40.0-67.1)、105(62.6-147.4)、143.6(108.8-178.4)秒であった。この時間は、2 群、3 群と比較して、1 群の方が有意に短かった。

・セボフルラン麻酔導入後の 50% 小児における IV カニューレ挿入の最適時間は、年長児よりも年齢 1~3 歳の小児の方が短かった。

[!]:低年齢小児の方が短いのは、疼痛感受性が低いからなのか、それとも代謝が高度で、麻酔深度が深くなるのが早いからなのだろうか?

【出典】
Evaluation of optimum time for intravenous cannulation after sevoflurane induction of anesthesia in different pediatric age groups.
J Anaesthesiol Clin Pharmacol. 2017 Jul-Sep;33(3):371-374. doi: 10.4103/joacp.JOACP_58_16.

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