外科医が行った中心静脈カテーテル留置のメタ分析:リアルタイム超音波 vs ランドマーク法

・主要な保健期間は、外科医でない医師が CVC を留置した研究に基づいて、経皮的に中心静脈カテーテル(CVC)を挿入する際に、リアルタイム超音波(RTUS)ガイドを推奨している。著者らは、外科医が行った RTUS ガイド CVC 挿入と従来のランドマーク法の転帰を比較するためにメタ分析を行った。

・文献の系統的レビューを実施して、ランドマーク法と RTUS を比較しつつ、外科医が行った CVC 挿入のについての無作為対照試験(RCT)と前向き「安全性試験」を特定した。検索は、MEDLINE、Cochrane、Web of Science で実施され、追加の関連記事は、含まれている研究の参考文献と引用の調査によって特定された。2 人の別々の査読者が、包含基準に適合する関連研究を選択し、系統的レビューとメタ分析ガイドラインの優先報告項目(PRISMA)に従った。メタ分析は、ランダム効果モデルを使用して成功率と合併率を比較して実施した。

・合計 456 人の患者を含む 3 件の RCT が確認された。RTUS ガイドは、初回試行成功率(OR 4.7、95%CI:1.5-14.7、P=0.008)、総成功率(OR 6.5、95%CI:2.7-15.7、P<0.0001)が良好であることと関連していた。しかし、2 方法間で総合併症(OR 1.9(95%CI:0.8-4.4、P=0.14)や動脈穿刺(OR 2.0、95%CI:0.7-5.6、P=0.18)に差はなかった。

・外科医でない医師に関しては多くの研究があるにもかかわらず、外科医が行った CVC 留置に関して、RTUS vs ランドマーク法を比較した RCT は 3 件しかない。RTUS ガイドは、ランドマーク法よりも成功率が優れているが、合併症率には差がない。RTUS がどのように実施されたかについて評価した研究はない。外科医が実施した CVC 留置時の RTUS 使用を分析した大規模な研究が必要である。

[!]:外科医が実施する場合、エコーガイドの CVC 留置のほうが成功率は高いが、合併症率に差はないと。

【出典】
Meta-analysis of surgeon-performed central line placement: real-time ultrasound vs landmark technique.
J Trauma Acute Care Surg. 2018 Jan 4. doi: 10.1097/TA.0000000000001784. [Epub ahead of print]

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