脊髄手術における鎮痛のための手術用ケタミン:無作為化比較試験のメタ分析

ケタミン.png・研究デザインは、無作為化比較試験(RCT)のメタ分析。本研究の目的は、脊椎手術後の術後オピオイド鎮痛薬使用量を減少させるための、周術期ケタミン補助投与の有効性を評価することであった。低用量ケタミン補助投与は術後疼痛を軽減することが知られているが、ケタミンが脊椎術後にオピオイド使用量を減少させるのに有効であるかどうかについてのエビデンスは、一致していな。

・PubMed、Cochrane Central Register of Controlled Trials for prospective RCTs、Web of Science、Scopus で、包括的な検索を実施した。補助的にケタミンを投与された患者は、術後モルヒネ換算使用量、疼痛スコア、有害事象の点で対照群と比較された。平均差(MD)と 95%信頼区間(CI)を用いて、連続評価尺度を表記した。二分性評価尺度には、オッズ比(OR)と 95%CI を適用した。

・649 人の患者を含む計 14 件の RCT をメタ分析に含めるために選択した。補助ケタミンを投与された患者は、脊柱手術後 4、8、12、24 時間でモルヒネ等価物の累積消費量が少なかった(すべて P<0.05)。ケタミン群はまた、6、12、24 時間で、術後疼痛スコアが低かった(すべて P<0.05)。調査した有害事象のいずれも統計的有意性に達しなかった(すべてP>0.05)。

・周術期の補助的ケタミン投与は、脊椎手術後 24 時間までの術後オピオイド消費量を減少させる。

[!]:脊椎手術時のケタミン投与は術後オピオイド消費量を減少させると。

【出典】
Perioperative ketamine for analgesia in spine surgery: A meta-analysis of randomized controlled trials
Spine: March 1, 2018 - Volume 43 - Issue 5 - p E299?E307

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