■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2018/05/02




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (w____) (i___________) : 水中毒

(2) (n____) (i___________) : 経鼻吸入法/経鼻吹送法

(3) (n______) : 新生児

(4) (d_____________) (b____) : 脱分極ブロック

(5) (f___________) (v______) : 細動自発電位


[解答]
(1)water intoxication(2)nasal insufflation
(3)newborn(4)depolarization block
(5)fibrillation voltage


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(溺水・中毒・体温) アルカリ強制利尿が適応となる中毒はどれか?
1) 麻薬中毒
3) バルビタール中毒
5) 有機リン中毒
2) シアン中毒
4) パラコート中毒


[解説] ほとんどの薬物は非イオン化状態では尿細管で再吸収される。酸性薬物は尿をアルカリ性に、アルカリ性薬物は尿を酸性にすると毒物のイオン化が強くなり再吸収されにくくなる。バルビタール剤による中毒の他、ナフタリン、サリチル酸、ベンゾジアゼピン系、アニリン系、リチウムは一般にアルカリ強制利尿が有効とされている。酸性強制利尿が有効なものはキニジン誘導体、ベンセドリン、アンフェタミン、ストリキニーネ、カーバメイト剤(バラミン)、中性強制利尿でも有効なのはアルコール、有機リン剤が挙げられる。バルビタール酸系の中で、フェノバール(フェノバルビタール)半減期=53~118時間(長時間型)ともっとも血中半減期が長くアルカリ強制利尿により尿中排泄が促進される。短時間、中時間作用型には効果は期待できない。尿のアルカリ化には重炭酸ナトリウムを20~50ml反復投与するかまたは持続静注を行ない、尿pH>7.5とする。


[正解] 3 [出典] 緊急処置マニュアルP388




【問題3】(呼吸) 痰が白色あるいは痰が出ない場合には、起炎菌として何を考えるか?
1) 肺炎球菌
3) ブドウ球菌
5) インフルエンザ桿菌
2) ニューモシスチスカリニ
4) MRSA


[解説] 痰が白色あるいは痰が出ない場合には、、肺炎の起炎菌としてレジオネラ、オウム病、ニューモシスチスカリニ、真菌、ウイルスなどを考える必要がある。


[正解] 2 [出典] 内科レジデント実践マニュアルP127




【問題4】(代謝・内分泌) ブドウ糖の最低必要量は何g/kg/hr程度か?
1) 0.3g/kg/hr
3) 0.05g/kg/hr
5) 0.1g/kg/hr
2) 0.5g/kg/hr
4) 1.0g/kg/hr


[解説] 蛋白質崩壊防止、脂肪動員抑制、ケトン体産生抑制のためブドウ糖の最低必要量は0.1g/kg/hr程度は必要である。またブドウ糖の最大投与速度は0.5g/kg/hr程度でこれ以上の速度で投与した場合には、処理し切れずに血糖値の上昇とともに尿中に排泄されてしまう。各臓器組織の中でブドウ糖を唯一のエネルギー源としているのは、脳と赤血球でそれぞれの消1日消費量は100g/day、14g/day程度とされている。


[正解] 5 [出典] クリティカル記憶術1P106

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック