全身麻酔下での急性虚血性脳梗塞の血管内治療:良好な予後の予測因子

・麻酔法の選択、全身麻酔(GA) vs 監視下鎮静は、急性虚血性脳梗塞(AIS)に対する血管内治療を受ける患者の転帰に影響を与える可能性がある。本研究の目的は、AIS に際して GA を受ける患者の退院時の良好な転帰に関連する因子を同定することであった。

・2010 年から 2014 年まで総合脳梗塞センターで GA 下に AIS の血管内治療を受けた年齢 18 歳以上の患者の電子診療録をレビューした。良好な転帰は、退院時の修正ランキンスコア 0~2 と、不良転帰は修正ランキンスコア 3~6 と定義された。ロジスティック回帰分析を実施して、臨床的特徴と転帰の間の関連性を調べた。

・合計で、NIHSS(national institute of health stroke scale)スコアの中央値 16(範囲4~38)で年齢 63±15 歳の 88人の患者(男性 56人)が含まれた。GA 下で、19 名(22%)の患者が良好な転帰を有しており、78 名(88%)がガイドライン推薦の 140mmHg 未満の収縮期血圧であった。年齢と NIHSS スコアで調整後、退院時の良好な転帰の独立予測因子は、呼気終末二酸化炭素の最大値が高いこと(オッズ比[OR]、1.14、信頼区間[CI]、1.02-1.28、P=0.02)と血管内治療後の抜管(OR、26.31; CI、4.80-144.12、P<0.0001)であった。二次分析は、気道保護のために救急部で緊急に挿管された患者 25 人を除外して実施した。年齢と NIHSS スコアで調節したロジスティック回帰分析では、処置後の抜管は、良好な転帰の高い確率と依然として関連していた(OR、13.35; CI、2.58-68.90、P=0.002)。

・これらの知見は、AIS 患者では、換気管理と GA 下血管内介入後の抜管の重要性を示している。

[!]:換気を抑制して二酸化炭素を溜めることと、処置後の早期麦稈が予後改善につながるのか。

【出典】
Endovascular Treatment of Acute Ischemic Stroke Under General Anesthesia: Predictors of Good Outcome
Journal of Neurosurgical Anesthesiology: July 2018 - Volume 30 - Issue 3 - p 223?230

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