スプリームラリンジアルマスクエアウェイで異なるカフ圧の使用を、血圧、シーリング圧、術後有害事象で比較

・Supreme ラリンジアルマスク(SLMA)は、気管チューブの代替物として使用される声門上気道器具(SGA)である。本研究では、主に循環動態反応を見るため、正常カフ圧の SLMA の使用を低カフ圧と比較することを目的とした。

・本試験では、高血圧と診断され、静脈瘤または鼡径ヘルニア手術が予定されてた 120 人の患者が登録され、99 人の患者が終了した。カフ圧にしたがって、患者を無作為に低圧群(L 群、45cmH2O)と正常圧群(N 群、60cmH2O)の 2 群に分けた。全患者の人口統計、マランパチスコア、手術術式と所要時間、心拍数、(HR)、平均動脈圧(MAP)、1 回換気量のリーク率、Ppeak、Pmean、etCO2、シール圧、ファイバーで見たスコア、術後有害事象を記録した。

・SLMA 挿入直後と 2 分後の MAP と HR 値は、L 群の方が有意に低かった(p<0.001)。L 群と N 群では、シール圧はそれぞれ 24.1±3.1cmH2O と 26.2±3.9cmH2O(p=0.003)であった。また、血液汚染と咽頭痛は、L 群の方が少なかった(p<0.05)。ファイバーで見た平均スコア、挿入特性、換気パラメーターは、群間で同様であった(p>0.05)。

・カフ圧 45cmH2O を用いた SLMA の使用は、正常カフ圧と比較して、循環動態反応と術後副作用を有意に減少させる。したがって、高いシール圧を必要とするいくつかの特殊な手術を除いて、カフ圧は 45 cmH2O の SLMA を使用することをお勧めする。

[!]:換気に支障をきたさない限り、カフ圧は低ければ低いほど良いと思う。

【出典】
Comparison of Different Cuff Pressure Use with the Supreme Laryngeal Mask Airway on Haemodynamic Response, Seal Pressure and Postoperative Adverse Events: A Prospective Randomized Study.
Turk J Anaesthesiol Reanim. 2018 Apr;46(2):151-157. doi: 10.5152/TJAR.2017.89587. Epub 2017 Nov 27.

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