ラリンジアルマスク挿入初回試行に失敗する予測危険因子

・ラリンジアルマスク(LMA)挿入に失敗した場合、喉頭痙攣、低酸素血症、術後咽頭痛のリスクが増加する可能性がある。本研究は、LMA 留置初回試行失敗の危険因子を調査するために実施された。

・Supreme LMA(Teleflex Medical、上海、中国)を用いた全身麻酔を受ける ASA-PS I~III の合計 461 人の患者を前向きに登録した。麻酔導入後に LMA を挿入した。挿入条件、各患者の年齢、ASA 分類、体重、肥満指数(BMI)、麻酔時間、LMA サイズ、カフ圧を記録した。麻酔科医の職務経験年数、潤滑剤としてのリドカインゲルの使用または不使用を記録した。

・438 人(95.10%)の患者で Supreme LMA 留置初回試行に成功したが、23 人(4.99%)で失敗した。LMA 挿入初回試行失敗の重大な危険因子には、高齢、重い体重、BMI<20kg/m2、リドカインゲルを用いない挿入が含まれた。

・患者の年齢>61歳以上、体重が重い、BMI<20kg/m2未満、リドカインゲルを使用しないと、Supreme LMA 挿入初回試行に失敗するリスクが有意に増加する可能性がある。

[!]:体重が重すぎたり軽すぎると、体格に対して口腔咽頭腔が広すぎたり狭すぎたりして、結果的にサイズ不適合をきたす可能性がある。

【出典】
Predictive risk factors of failed laryngeal mask airway insertion at first attempt.
J Int Med Res. 2018 May;46(5):1973-1981. doi: 10.1177/0300060518762666. Epub 2018 Mar 23.

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