気管挿管訓練プログラムにおけるビデオ喉頭鏡の役割

・マッキントッシュ喉頭鏡は医学生や救急医の気管挿管訓練に広く使用されているが、一方で、文献には、気管挿管訓練にはビデオ喉頭鏡が優れていることを支持する研究がある。著者らの目的は、気管挿管訓練中に気管挿管時間と成功率をビデオ喉頭鏡とマッキントッシュ喉頭鏡で比較し、教育中に使用したことのある気管挿管器具以外の気管挿管器具を使用しなければならない場合の気管挿管成績を調査することである。

・気管挿管は、マッキントッシュ喉頭鏡および C-MacTMビデオ喉頭鏡(Karl Storz、Tuttligen、Germany)による標準的気道を有するヒトマネキンで実施された。80 名のパラメディック学生を無作為に 4 群に分けた。研究の最初の週に、気管挿管試行を 10 回行った。MM 群と MV 群は、マッキントッシュ喉頭鏡を使用した。VV 群と VM 群はビデオ喉頭鏡を使用した。4 週間後、全群はもう一度 10 回の気管挿管試行を行い、MM 群と VM 群ではマッキントッシュ喉頭鏡が使用され、VV 群と MV 群ではビデオ喉頭鏡が使用された。

・MM 群、VV 群、MV 群では、後の 10 回の気管挿管試行において、成功率が増加した(それぞれ、p=0.011、p=0.021、p=0.290)が、VM 群では減少が観察された(p=0.008)。

・気管挿管教育中に VL を使用し、後でマッキントッシュ喉頭鏡を使用しなければならなかったパラメディック学生で、気管挿管の成功率は減少する。したがって、著者らは、気管挿管訓練プログラムにおいて、ビデオ喉頭鏡だけでは十分ではないと考えている。

[!]:普及度から言って、やはり、マッキントッシュ喉頭鏡で挿管できるように訓練しておかなくてはいけないんだろうな。体力維持するには、自動車よりも自転車、自転車よりも自力歩行の方が有利だ。

【出典】
The role of videolaryngoscope in endotracheal intubation training programs
Rev Bras Anestesiol. 2018 Jul 16. pii: S0034-7094(17)30255-6. doi: 10.1016/j.bjan.2018.02.008. [Epub ahead of print]

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック