大規模産科麻酔集団における硬膜穿刺後頭痛と硬膜外血液パッチ

・産科麻酔において、硬膜穿刺後頭痛(PDPH)が最もよくある重大な合併症である。著者らは、産科麻酔科で確立されたプロトコルに従って、偶発的硬膜穿刺(ADP)、PDPH、硬膜外血液パッチ(EBP)、および関連する合併症の発生率を示す。

・66,540 件の硬膜外無痛分娩において実施された観察前向き分析的研究である。目的は、大規模産科麻酔集団における ADP、PDPH、EBP の発生率、ならびに ADP および EBP に関連する合併症率を明らかにすることである。

・ADP と PDPH の発生率はそれぞれ 0.76% と 59% であり、EBP の全発生率は 0.2% であった。硬膜外を実施する麻酔科医の経験(1 年目または 2 年目のレジデント)と夜間勤務は、ADP と相関していた。腰痛は EBP を受けた患者の方が頻繁であった。

・ADP と PDPH の発生率はそれぞれ 0.76% と 59% であった。硬膜外を実施する麻酔科医の経験(1 年目または 2 年目のレジデント)と夜間勤務は、ADP と相関していた。 EBP は、腰痛のリスクが高いにもかかわらず、PDPH のための安全で、簡単で許容される治療である。

[!]:産科集団では、偶発的硬膜穿刺後の PDPH の発生率は 60% とかなり高い。硬膜外血液パッチは、産科硬膜外症例 500 例に 1 例ということになる。

【出典】
Postdural Puncture Headache and Epidural Blood Patch in a Large Obstetric Anaesthesia Population.
Asian J Anesthesiol. 2018 Mar;56(1):23-32. doi: 10.6859/aja.201803_56(1).0003.

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