■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2018/08/06




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (s_______) (g_______) (b____) : 星状神経節ブロック

(2) (a_________) (f___) : 軸索流

(3) (________n) : 拍動

(4) (c_________) : 対流

(5) (c_____) (d______) (r________) : 二酸化炭素蓄積


[解答]
(1)stellate ganglion block(2)axoplasmic flow
(3)pulsation(4)convection
(5)carbon dioxide retention


[出典] 麻酔科学用語集 第3版


■ これって常識? ■
中枢性尿崩症のMRI所見の特徴は,下垂体後葉の高輝度信号の消失

1)下垂体のMRIでは,下垂体前葉と後葉が容易に区別できる.
2)下垂体後葉は,T1強調画像では高信号を呈する.この高輝度信号は,後葉内の神経末端に貯蔵される神経分泌顆粒(アルギニン―バソプレシン(AVP),オキシトシン)によると考えられている.
3)中枢性尿崩症では,このAVP分泌不全により後葉の高輝度信号は消失している.心因性尿崩症,腎性尿崩症ではAVPが保たれているので,後葉の高輝度信号は保たれている.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識~内分泌編




【問題2】(心臓血管) 以下の薬剤のうち、通常投与量がドパミンをほぼ同量なのはどれか?
ア:ドブタミン
ウ:硝酸イソソルビド
オ:ニトログリセリン
イ:ニカルジピン
エ:塩酸ジルチアゼム


[解説] ドパミン=ドブタミン=塩酸ジルチアゼムの通常投与量は5~15μg/kg/hrである。ニカルジピンの通常投与量は、2~10μg/kg/hr。硝酸イソソルビド=ニトログリセリン=2mg/hrで開始、最大10mg/hrで投与する。


[正解] (ア)、(エ) [出典] 救急レジデントマニュアルp9~



【問題3】(自律神経) 自律神経系について正しいのはどれか?

ア:フェニレフリンは直接作用性の昇圧アミンである。

イ:エフェドリンは、急性コカイン中毒患者にも問題なく使用できる。

ウ:β2遮断薬はグリコーゲン分解を抑制する。

エ:β1受容体刺激により脂肪細胞は脂肪分解を促進する。

オ:ニコチン様受容体の刺激で膀胱は収縮する。


[解説] ア:○:フェニレフリンは直接作用性の昇圧アミンである。エフェドリンはほとんど間接作用性の昇圧アミンである。
イ:×:エフェドリンは、ノルアドレナリンの再取り込みを抑制する薬物を服用している患者では重篤な高血圧の危険性があるので使用しない。これに相当するのは、三環系抗うつ薬、MAO阻害剤使用患者と急性コカイン中毒患者である。
ウ:○:β2遮断薬はグリコーゲン分解を抑制する。
エ:○:β1受容体刺激により脂肪細胞は脂肪分解を促進する。
オ:×:ムスカリン様受容体の刺激で膀胱は収縮し、括約筋は弛緩する。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p1-7

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