成人脊髄繋留症候群における脊椎麻酔後の合併症

成人の脊髄繋留症候群(TCS)における脊椎麻酔の合併症についてはほとんど報告されていないため、その症状の特徴を描写した。脊椎麻酔後の成人 TCS の合計 4 例をレビューした。患者のカルテを得た。脊椎硬膜外併用麻酔または脊椎麻酔を実施し、全例において追跡調査を行った。術前の成人 TCS の最も一般的な神経症状は、背中、会陰領域、または脚に時として重症の痛みであった。ある患者では頻繁な排尿、膝と足関節反射の低下、屈曲困難が見られた。全症例において脊椎麻酔の 2~3 日後に、会陰部領域および/または下肢に異常感覚が存在した。 1 症例では下肢の脱力があった。腰部磁気共鳴映像法は、脊髄円錐の低位を示した。追跡期間中、3 例は 3 週間以内に完全に回復し、1 例は永久障害を経験した。これらの症例は、麻酔科医と外科医に、成人 TCS と脊椎麻酔との関連性について警告することを示唆している。成人 TCS の患者では、神経学的損傷を防ぐために脊椎麻酔を禁じるべきである。

【出典】
Complications after spinal anesthesia in adult tethered cord syndrome.
Medicine (Baltimore). 2016 Jul;95(29):e4289. doi: 10.1097/MD.0000000000004289.

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この記事へのコメント

にゃんこ🐱
2018年12月04日 17:52
L1レベルに高信号あり。…
について、質問をしたところ、、、

「あくまでもご自身の画像を見ていませんし診察ではないのでご自身の診断名と一致すれば、の上ということを了承していただくと中心性脊髄損傷で見られる神経の浮腫や炎症で見られることのある影である、スネークアイ」と 。

スネークアイって?何?…。
どの様な病状なのでしょうか?
SRHAD-KNIGHT
2018年12月05日 17:08
> L1レベルに高信号あり。…について、質問をしたところ、、、
「誰に」?、「何の」?L1レベルに高信号あり について、質問されたのですか? 前後関係を明確にしてコメントしていただかないと、何ともコメントしようがありません。

> スネークアイって?何?…。どの様な病状なのでしょうか?
答えてくださった方に質問していただくのが筋かと・・・。
「スネークアイ様相とは、頸部横断 MRI で灰白質の前角の両側対称性のT1低強調、T2高強調を指しており、その像は、一組の蛇の目を想起させるようである。」と以下のページに説明されていました。病態生理学的な意義とかは、まだよく分かっていないと。
https://radiopaedia.org/articles/snake-eye-appearance-spinal-cord-1
にゃんこ🐱
2018年12月05日 17:43
先生…申し訳ありません💦
変な質問をしてしまいました。

じつは、この医師は整形外科の医師でして、ネット上で有料サイトの医師のコメントをを貰える。。。と、言うものを、麻痺当初から利用しています…
その中でも、私の症状に合う薬をいつも検討してくれている医師なんです!
もちろん、直接会った事も無ければ、個人的な連絡先も知りません。
でも、これまでに有効な薬剤を幾つも薦めてくれて、その都度”効果があった”…ものでした!

その医師も、今まで1度も、局所麻酔薬の神経毒性による馬尾症候群!の診断については、触れて来たことは無かったのですが、、、
やはり、疑問視するようなおっしゃり様に変わってきています。、。
「神経毒性が発揮されるまで…」の過程で。
にゃんこ
2018年12月05日 19:22
続きですが、その、整形外科の医師より…
「今までの経過を含めて、尚且つ麻酔の部位も考えると穿刺部位でのスネークアイというものかどうかです
スネークアイであれば脊髄の炎症です」
…とも言われました。

先生と同じ様に、馬尾神経ではなく、脊髄円錐に穿刺したのか???
…って感じたのかなぁ~💧って…思いますけど。

症例発表の件ですが…
やっぱり馬尾神経に効果が有ったのではなく、脊髄損傷に効果が有るとされているモノなので、本当の穿刺部位はもっと上💦
だったのかも?
だから脊髄に効いたのかも?
~なんて、考えてもしまいました⤵️それくらいしかねない病院ですし、、、
実際…症例発表について説明もなく、同意した事も無いのです。
術後1年まで受診して、その後は一切近づいてもいないんですから、そんな事でき訳もなくて。。。
同意が無い症例ってどうなるのですか?
web上から、削除もできるのですか???
SRHAD-KNIGHT
2018年12月06日 08:59
脊髄円錐と馬尾は、一連の解剖学的構造であり、部位の特定を容易にするために後で人間がそう言う解剖学的名称を与えたにすぎませんから、脊髄に効果のある薬物が馬尾にも効果がある可能性は大です。
症例発表については、そもそも情報共有と言う医師の善意から発生しているものと見なされるので、できるだけ本人の同意を得るのが望ましいとは思いますが絶対ではないと思います。患者個人が容易に特定できないような匿名化が行われていれば、患者本人になんら利害が生まれませんから、ほとんど問題にならないと思います。
> web上から、削除もできるのですか
オリジナルのサイトからは、著者の許諾と本人確認ができれば、要望すれば削除できると思います。しかし、そのサイトから誰かがコピーなどして情報が拡散されると、削除は困難となります。
通常、一度 Web 上で公開された情報は、よほど早い時期に削除しない限り、多くの検索サイトが「ロボット」と呼ばれる情報収集プログラムで情報を収集するので、完全に削除するのは困難になると思っていますが・・・。
にゃんこ🐱
2019年01月21日 08:48
大変申し訳ありません(^^;

先生のブログを読み直しており、このページはご返信していない事に気付きました💦
なので、、、
今更ながらですが書込みさせて頂きます(^^;

まず、症例発表の件ですが、このまま何も知らなかった、見ていない事にします。
どうせ嘘ばっかり書いてあるけど、何事にも1症例から始まりもしかしたら誰かの役に立つかもしれないですし…ね😅
この症例発表については、患者からの同意を得たものであることが規程されていました。
症例発表の内容を教えてくれた方と何度かメールでのやりとりをしました上で、「ブログから削除、非公開にも出来るので言ってください!」…と言われましたので、先生に確認して見たかったのです。

治験薬について調べたところ、脊髄損傷に効果が期待出来、受傷後48時間以内に投与開始する事で二次的な損傷を軽減するものですが、私の様に21日後からの投与では効果は期待出来ないと思われ…また、症例発表通りならば、「効果があった」…という記述は余りにも速すぎるようです!
とにかく、馬尾神経損傷には使われた事が無いそうですので全く解らないものとなるそうです!

もう1つ、放射線技師からの情報では、MRIの画像の1画素は1mm~2mmで、23Gの針はせいぜい0.5mmなので、画像に素人が肉眼で確認出来るほどハッキリと見えるはずもないし、写るはずが無いそうです。
本当でしょうか???

御報告ばかりになってしまいましたが…
まだまだ、疑問点が沢山あり私の知識を深める為には勉強が必要なようです💦
にゃんこ🐱
2019年04月23日 05:58
大変失礼ですが…💦
ご意見を頂きたく書き込みさせて頂きます!

「脊髄終糸症候群」…という病名に不安になっています。まずは。。。
「脊髄繋留症候群」と同じ事でしょうか??

そして、以前に先生に教えて頂いた事も有りますが、
私の尾骨の所に、指先の第1関節か入るほどの陥没と言うか凹みが有るのですが、。
今さらですが、たまたまうつ伏せになったところ、その陥没の直ぐ横あたりのお尻の脂肪の中に、脂肪の塊みたいに3cm×5cm程の腫瘤が触れます。
特に、最近打った事もないですし、内出血や発赤も譜皮膚の上からは有りませんが、、、
それが、とても心配になりだし、色々と調べていると。「脊髄終糸症候群」…にたどり着いたのです💦
確か…以前に先生に指摘された事があるぞ!…って、
でも、今まで何度も腰椎のMRI検査を受けていますが、1度も指摘された事が有りませんでしたので、気のせいかも??…と、勝手に安心してみたりして。。。不安を解消したりしていますが、
通常、腰椎のMRI検査では診断できないものなのでしょうか??

確かに、中学生の頃から、成長期の時から腰痛が有り近場の整形外科に通ってリハビリを受けていた事もあります。
とにかく、尾骨の凹みが有りました。
でも、、、お尻の脂肪の中に塊…が有ることに今更、気がつくとは思ってもいませんでした💦

直ぐに仙骨、、尾骨を含む、脊髄終糸症候群の疑いで、MRIを撮った方がよいのでしょうか???

SRHAD-KNIGHT
2019年04月23日 07:00
脊髄麻酔についての質問にはお答えできますが、脊髄の疾患については、私は専門外ですので、MRIを撮影してくれた脊髄専門医にコンサルとしてください。
「脊髄繋留症候群」は、先天的に脊髄が下垂している病態
「脊髄終糸症候群」は、成長過程で、本来は上行していく脊髄が、終糸に下方に引っ張られることによって、症状をきたす病態
と解釈しています。間違っていたらすみません。
すでに2回のMRIを撮影しておられるので、現症状に関連した異常があれば、すでに診断されているのではないかと思います。
ここ数日で腰下肢の急激な症状の変化があったのであれば、MRIを撮った方がよいでしょうが、。そうでなければまったく必要ないと思います。

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