腰椎麻酔後の永続的下肢障害(にゃんこ様の場合):医療安全から見た事故の構図

腰椎麻酔後の永続的下肢障害(にゃんこ様の場合)

医療事故は、通常単一の原因ではなかなか起こりません。医療事故が起こる際には、複数のバリアが通過されてしまって起こることが「スイスチーズモデル」によって示されています。

● 第1のバリア:穿刺部位
従来、脊椎麻酔の穿刺可能部位は、L2-3、L3-4、L4-5 とされていましたが、2000~2010年以降、L2-3 穿刺は推奨されなくなってきました。L2-3 穿刺では、5% というけっこう高い確率で脊髄円錐が穿刺されてしまう危険性が明らかになってきたからです。
脊椎麻酔後の脊髄円錐の損傷
ところが、にゃんこ様には「肥満」があったようです。これも、ここ 10 年くらいでしきりに報告されるようになったことですが、「肥満」や「妊娠」が存在する場合には、ヤコビ線が通過する脊椎レベルは、従来考えられていた「L4、あるいは L4-5」ではなく、それよりも1椎体頭側である「L3、あるは L3-4」であることが明らかになってきました。
Q:ヤコビ線とは?
術者は麻酔記録に記録しているように「L3-4」で穿刺したつもりでしたが、MRI画像上は、L2-3で穿刺してしまったようです。しかし、これだけでは 95% の確率で、そこには脊髄円錐は存在しませんから、なかなか事故は起こりません。

● 第2のバリア:脊髄円錐低位
にゃんこ様には、尾骨のあたりに指が1本入るくらいの皮膚陥凹があったそうで、これは脊椎・脊髄に異常構造がある可能性を示唆しています。おそらく、にゃんこ様の脊髄下端は、通常考えられている{L1-2」よりも尾側にずれて存在しており、L2-3 から穿刺した針が到達可能なレベルに存在したものと推定されます。

● 第3のバリア:「穿刺時に痛みがあったら撤退する」の原則
第1、第2のバリアを通過してしまったとしても、この原則が守られれば、事故は起こらなかった可能性があります。穿刺時に激烈な痛みがあったにもかかわらず、にゃんこ様は「看護師に押さえつけられながら脊椎穿刺手技が終了した」と訴えています。おそらくは、この第3のバリアも、脊椎麻酔を実施した経験の浅い医師によって強行突破されてしまったと考えます。

もともと、通常の患者さんよりも脊髄円錐が低位に存在した「にゃんこ様」に対して、L3-4 で穿刺したつもりが、L2-3 で穿刺してしまい、脊椎麻酔針が脊髄円錐を穿刺している状態にもかかわらず、局所麻酔薬が注入されてしまったために、事故が発生してしまったのではないかと考えます。

にゃんこ様側にも、事故を誘発する要因はあった可能性があります。しかし、こうした患者側の要因も考慮しながら安全な医療を実践していくのがわれわれ医師の義務であります。このような事故が起こらないよう日々精進しようではありませんか!

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この記事へのコメント

にゃんこ
2018年10月14日 17:29
コメントありがとうございます。(^^)
先生に大変お世話になっている にゃんこ🐱本人です!

今回もこの様なコメントをありがとうございます!
局所麻酔薬の神経毒性による馬尾症候群!…と診断され、麻痺から二年四ヶ月が経過しました。
未だに、火花が散るような痺れは24時間何時でもあり、硬縮感での痛みや、足低部は全く感覚が無いので急な灼熱感と共に、足趾に力が入らずに歩きずらくて、、、
毎日何回もつまずいて転びそうになってます!
当初は、一生車イス生活になるのだと悲観をしましたので、現在の二本の足を着いて歩けていることに、とても嬉しく思ってます(^^)

今回の局所麻酔薬の神経毒性による馬尾症候群!…と言う診断名にはつつ、、、最初から違和感が有りました!
それは、脊髄くも膜下麻酔時の手技についての疑問から持ったものでした。
…が、主治医も、治験薬を試してくれた脊椎専門医も、セカンドオピニオンを受けた某大学病院のペインクリニックの教授にも同じ診断名を説明されてきた私にはどうすることも出来ませんでした💦
にゃんこ
2018年10月14日 17:40
つづき、、
今回…先生と偶然にも巡り会えた事により、沢山の疑問が解決し、更に前人気進む事が出来ました!
本当に有り難く感謝の気持ちでいっぱいです(^^)
きっと、正義感が強くて、研究熱心な先生であると思います!
この様な医師に、偶然にもご意見を頂く事が出来た事はとても幸せを感じました。。。
今後とも宜しくお願い致します🙇

是非とも、色んなコメントを他の医師からも頂きたいところですね(^.^)
にゃんこ
2018年11月07日 21:07
先生のお陰で、様々な真実を知ることが出来たにゃんこ🐱です。
感謝しております(涙)
ご無沙汰しており、申し訳無いばかりなのですが、近々脊椎脊髄外科の医師より「MRI検査をして、その場で説明可能」…とお返事を頂きました。
「私の足が麻痺してしまっていた時があり、その後も痛みと痺れが続いている。
現在、脊髄神経、馬尾神経はどの様になっているのかを知りたい。」…と伝えてあります。
紹介状等は有りません。
全くの初診の病院です。
脳神経外科が専門の病院の中に、脊椎脊髄外科も特に専門にしている医師…だとホームページに有りました。
紹介状が無いので、何か診断名がわかる書類は無いか?…となったら、どの様なモノを持っていったら良いのか?
画像は有りません。(手元に置いて無い)
神経伝導検査結果ですか?
医薬品副作用救済制度に申請した診断書、意見書ですか?
身体障害者申請診断書?
または、主治医が他科受診時には持参していくように…と経過を書いた書面ですか?
(間違いの多い内容ですが、、、)
セカンドオピニオンの返書でしょうか?

大変…申し訳有りませんが助言が頂けるでしょうか?
SRHAD-KNIGHT
2018年11月08日 08:35
> 近々脊椎脊髄外科の医師より「MRI検査をして、その場で説明可能」…とお返事を頂きました。
そのような医師が見つかってほんとうによかったですね。
>紹介状が無いので、何か診断名がわかる書類は無いか?…となったら、どの様なモノを持っていったら良いのか?
そうですね、でもその医師が書面を見てしまったら、先入観ができてしまって、客観的な目で見れなくなってしまう可能性もありますし・・・・。
持って行けるものはすべて持参しておいて、何か聞かれたら、対応する書面があれば、それをお見せすればよいのではないでしょうか。
これまでのセカンドオピニオンを含めて、前の病院側の対応に非常に疑問を抱いている旨を話して、
「主治医が他科受診時には持参していくように…と経過を書いた書面(間違いの多い内容ですが、、、)」のコピーに、にゃんこ様が「この記載は間違っている」と思う点は、赤字でコメントを入れておくというのはどうでしょうか。
にゃんこ
2018年11月08日 21:17
ご返信ありがとうございます。(^^)
先生のおっしゃる通り、紹介状を持たずに初診の病院に受診するのですから、あくまでも普通に…先入観を持たずに診断してもらえる様にこれまで調べてきた事等は言わないつもりです!
無難に、身体障害者手帳申請の意見書を2回目に書いてくれた、好意にしてくれている医師のモノ程度しか提示しないでいようかとも思います。
多分…この医師の事は知っているのだと思いますし。

麻痺してから2年5ヶ月が経過して、今まで負担をかけてきた健足の足首が痛みが増しています。。
毎週…局注してもらっても、歩けば歩くほど痛みが増してしまいます(^^;
こんな生活が何時まで続くのか?…多分…一生なのです。。。
だからこそ、諦めきれません。

脊椎麻酔外科医師の診察で何らかの情報が得られたらと、希望が膨らみます。
後日、こちらからご連絡を入れさせて頂きますね(^.^)

にゃんこ
2018年11月17日 08:24
困った時だけ出没する🐱で申し訳ありません💦

今朝、偶然…私の事例と確信できる発表が有った事を知りました。
珍しい症例や、研究した内容等は学会発表されていますが、その御本人からの了承はいらないのですね!
入院中に、学会に出したいと、何度か言われましたが、私は事故だと思っていましたし、そんなことより、早く私の足を治してくれ!…って言ってましたから、1度も了解した覚えもありません!
ましてや、私が受診をしなくなってから八ヶ月が経過してからの発表で、経過が追えたはずもなく、私に麻酔手技をした後期研修医の後に入った医師が発表をしたそうですが、全く関わってもいないし、声も顔も知らないのに、、、、
症例発表とは、その様なモノなのでしょうか?

因みに、脊椎症例:合併症、の演題となっていました💦
是非とも、内容を知りたいです!
一冊の本にまとめられているようです!
ページ数が書いて有りましたから…、。
どの様に探せば内容を確認出来るのでしょうか?


にゃんこ
2018年11月28日 14:44
受診しました!

ハッキリとした異常は解りませんでした💦
でも、、、
「神経毒性が原因なら、麻痺は、両足するはずである」
「麻酔時のトラブルなのは確かである」
「大したことのない、症例発表だ」
「脊髄円錐は、ハッキリと追えないが.L1~2
で終わっている。」
「L1レベルで高信号(白く光っている部位がある)が見られる」
…「24時間後のMRI検査に23Gルンバール針なんか映るはずがない。
刺したまま撮影すれば映る程度だ」
「かわいそうだけど、、、ハッキリと言ってあげられなくて、役にたったかなぁ…」と。
言ってくれました

凄い成果があった訳ではないのですが
共感してくれた医師に感謝です!

L1には脊髄が映っていたのか解りましたが、そこから先の下端は、わかりませんでしたし、空洞…な様な物を見ることは出来ませんでした💦
でも、白っぽく光っていたようなモノは何なんでしょう?
L1レベルです!
SRHAD-KNIGHT
2018年11月28日 17:14
にゃんこ様、ご報告ありがとうございます。
「ハッキリとした異常は解りませんでした」にしても、症状出現後、2回目の MRI を撮影した意味はあったと思いますよ。明らかに、治療可能な病気がなかっただけでも、「良かった」ことにしましょう。
「神経毒性が原因なら、麻痺は、両足するはずである」
これは、一理あるようにも思いますが、そうともいいきれません。というのは。通常使用している脊椎麻酔用のマーカイン液は「高比重液」であり、患側を下にして脊椎麻酔をすると、重力に従って、最初、下側(患側)に薬液が拡散してゆきます。その拡散過程で神経毒性が発揮された場合には、一側だけに症状が出ることもあるのです。
それにしても「L1レベルで高信号(白く光っている部位がある)が見られる」のが気になりますね。ひょっとして、脊椎麻酔を行った時に、L3/4 や L2/3 どころか、レベル判定を大幅に間違って L1/2 から穿刺してしまったのでしょうか? それなら、事故は起こって当然ですからね。
「24時間後のMRI検査に23Gルンバール針なんか映るはずがない。
刺したまま撮影すれば映る程度だ」という言い分には、納得がいきます。自分が目にするMRI画像はそれほど高精細なものではなく、23G 針が通った組織の跡など通常追えるものではありません。
最初に撮影したMRIがよほど高精細であったか、医師が嘘をついたかですね。
疑問は深まるばかり・・・・。
にゃんこ🐱
2018年11月28日 20:45
先生、早々のご返信をありがとうございます!
画像をコピーしてもらったのをお見せしたいくらいですが、、、

L1~2にまでに、筆ですっ―と書いた様な白く光った様に見える部位があります!
それが、1番光っているのがL1の部位でして、下に向かって細くなり、一筆書きで書いたような線でL2まであります!
私が、見ただけでは判断ができないので、是非…先生に診てほしいです。

やはり、23G針は24時間後には写らないですよね。
穿刺した針痕がハッキリと黒く1本の線の様に画像なんて見たことない!って
他の医師も首をかしげていたんだけど、
私が「見たことがある!」って言うと、「なら、見せろ」ーと言われても、紹介状を書いてもらって受診を始めた順〇〇〇〇病院には、他の画像は何枚かはいったCD-Rが届いているのに、その1枚だけは無いので、、、見せられないんですよね…💦
でも、そこの主治医は、「神経毒性が原因なら時間の経過的にも麻痺がそんなに早く起きるはずがない。麻酔が醒めるにあたって麻痺がでるなんて、違うと思う」…と、1年通ったら、やっと言ってくれました!
今日の先生も、「神経に刺しちゃっただね。
馬尾症候群なのに、なんでそんな上から(大腿部~)麻痺がおこっているのか?
膀胱直腸障害が馬尾症候群ならメインでしょう」…と。
酷くはないものの、膀胱直腸障害も少し有りますとも言いましたが、大腿部から下に向かって麻痺ごが有ることを、麻酔時のトラブルが有った!…と言ってくれてはいますが、、、

にゃんこ
2018年11月28日 20:50
正確には「その手技をした医師にしかわからないだろう」との事でした。
後期研修医三ヶ月目に入ったばかりの医師に、本当に一人で、軽いヘルニアがあった様な患者で、脊椎専門医に受診をしている患者で、大きな手術を2つしたばかりの患者に対して、初めてみる名前も顔も知らない患者に、一人で手技をするのでしょうか?

でも、1つ、すっきりしたのは!
「そんな症例発表、大した事無いよ。本当に効果なんかあったの?
そうじゃないでしょ!」って言われた事ですかね~。
治験薬で動いた、回復したかの様に書かれた紹介状をみたけど、実際には退院して自宅で、自分で頼んだ理学療法士とリハビリを初めてからで、歩けるようになったのもこのPTのお陰だし。。。


にゃんこ
2018年11月29日 01:17
ちょっと気になりましたので追加させて下さい。

脊椎麻酔用のマーカイン液は「高比重液」であり、患側を下にして脊椎麻酔をすると、重力に従って、最初、下側(患側)に薬液が拡散してゆきます。その拡散過程で神経毒性が発揮された場合には、一側だけに症状が出ることもあるのです。
…という、先生からのコメントにですが、、、
その拡散過程…というところですが、そんなに早くから神経毒性が発揮されるのでしょうか?
確かに、私は左足の手術で、左を下にした側臥位の姿勢で麻酔手技を受けて、麻酔終了後も3分間そのままの姿勢でいました。
だから、左足だけが麻痺をした!…ということでしょうか?
大腿部後面も、下側になっていたハムスト部位、下腿では、外側側面から指先まで、後面は足裏から指先までの麻痺になっているのでしょうか?だからこそ、、、
大腿部の前部、内側、下腿の内側には麻痺が無かったのでしょうか?
それは、麻酔薬の特性であって神経毒性の為でもあるのでしょうか?
SRHAD-KNIGHT
2018年11月29日 08:56
にゃんこ様
「麻酔薬の特性であって神経毒性の為でもあるのでしょうか?」
薬の主作用と副作用は表裏一体です。効きすぎれば副作用も生じてきます。麻酔薬の麻酔薬の特性と神経毒性も同じと思います。ある患者さんに通常量投与して、2~3倍の効果があったのなら感受性が高い程度で済ませることができますが、5~10倍もの作用延長が見られれば、それはもう副作用(毒性)とも言えます。
麻酔薬がもっとも強力に神経に作用するのは、その濃度が最も高い時だと考えられるので、注入直後だと思います。その後神経周囲の局所麻酔薬濃度は低下していきますが、それと同時に麻酔薬に暴露された神経側でも神経表面に吸着された麻酔薬によって、あるいは初期暴露によって神経が受けたダメージによって徐々に病変が進行していくことになると思います。症状として出現するのは、病変がある閾値を超えてからなので後になることも当然あります。

MRI で L1-2 に高信号(T2強調?)が認められて、その脊髄分節に相当する四肢症状があるのであれば、通常は、L1-2 の高信号領域が脊髄病変であり、症状はその病変に起因するものである可能性が高いと思います。
SRHAD-KNIGHT
2018年11月29日 08:58
では、なぜそのような高信号領域が発生したのでしょうか?
症状の経過から考えて、外的要因としては、最後に受けた「脊椎麻酔」しかないのではないでしょうか。それとはまったく無関係に、たまたま時を同じくして、脊髄梗塞でも生じてしまったのか?そんな偶然は非常に考えにくい訳です。
「大腿部の前部、内側、下腿の内側には麻痺が無かったのでしょうか?」
高比重液を使用した脊椎麻酔時には、下にした側(通常は患側を下にして高比重液を使用する)の下肢に強い麻酔(麻痺)症状が出現します。外側に強く、内側に弱くという意味ではありません。いろいろなデルマトーム(皮膚分節)が提示されていて、必ずしも大腿の内側と外側では支配神経が同じではないので、にゃんこ様の大腿内側・外側の症状の差は、脊椎麻酔時の体位の問題ではなく、薬液?手技自体?による作用が及んだ脊髄分節範囲によるものだと思います。
「他の医師も首をかしげていたんだけど、私が「見たことがある!」って言うと・・・」
その画像は、ディスプレイ上で見せられたのですか、それともフィルムに焼かれていて、シャーカステン(白い蛍光灯平板)で見せられたのですか?
私がよくよく悪い医師なら、脊髄高位穿刺(L1-2、L2-3)による脊髄穿刺という麻酔事故を隠蔽するために、いかにもL2-3で穿刺したかのように(麻酔でミスはなかったと患者の思い込ませるために)フィルム上のL2-3部分にペンで黒い線を入れて、「麻酔記録にL3/4穿刺って書いてありますけど、実際にはL2-3で穿刺したようですね~」と話しながら加工した画像を見せて、患者に説明するかもしれませんね・・・・。
この疑問を解決するためには、もう一度、最初にMRIを受けた病院で、L2-3で穿刺したことが分かるMRI画像を見せてもらって、当時と同じ説明を受けることができるか・・・? でしょうか。
にゃんこ
2018年11月29日 22:36
丁寧なご返信ありがとうございます(^^)
いつも、いつも、本当に感謝です!

未だに色んな事があるのですが、、、
今日の夕方には、症例発表の内容が解りました!PDFで添付ファイルが送られて来たものです。
(先生に教えて貰った様に問い合わせました) 内容は、私の症例に間違いは有りませんでした‼️
ただ、1つ違うのは、「穿刺時の放散痛の訴えなし」…と書かれているところです!
また、嘘を言っています。
私は、ハッキリと痛みを訴えて、飛び上がってしまった程の激痛で体を押さえつけられた事も何にも書いて無いんです。
これだから、あの病院、医師が信用出来ないんです。
術後1年で、MMT4~5と良好な回復を認めた…って言うのも嘘です!
その半年後の術後1年半では、MMT3
程度と、他院で診断されています!
我慢の限界ですねぇ~(^^;
勝ちたい…ですね!
SRHAD-KNIGHT
2018年11月30日 08:29
> ただ、1つ違うのは、「穿刺時の放散痛の訴えなし」…と書かれているところです!
確かに「放散痛」ではなかったかもしれませんが、にゃんこ様は、穿刺時に体がよじれるほどの痛みがあったのですよね。主治医も、その後の説明時に「脊椎麻酔時に痛がらせてしまってすみませんでした」的な事を言われたのですよね。
症例発表をする時に「ツッコミ」を入れられないようにするための「ウソ」に近いですね。正直には「体動が出るほどの激痛があったようだ。」とするのが普通でしょうか。でも、そう発表すると、「局所麻酔薬の神経毒性による馬尾症候群」という診断名自体が覆ってしまう可能性があり、発表そのものの意義がなくなり、麻酔事故を自ら発表することになってしまうからでしょう。
特定の神経やその神経根が刺激された時には放散痛と言う症状になるけれども、脊髄円錐など神経の束が穿刺されて、複数の神経が同時に刺激を受けた場合は、必ずしも特定の神経だけが刺激された時のように放散痛という症状にはならず、下肢全体の強い鈍痛となる可能性があります。
また、局所麻酔薬が注入されてしまうと急速に神経機能が消失していくので、痛みの余韻も急速に消失してしまいます。
「放散痛」ではなかったという一点をもって、事故ではなかったと主張しているようですね。
> 術後1年で、MMT4~5と良好な回復を認めた…って言うのも嘘です!
「我田引水」ですね。
確かにこういう医師たちには天罰が下されるべきだと思います。
>我慢の限界ですねぇ~(^^; 勝ちたい…ですね!
健闘をお祈りいたします!
にゃんこ🐱
2018年12月01日 00:51
先生…有り難うございます!😢

先程…連絡あり、内容を確認することが出来た患者本人に、
「まだ公開前な状態なので、このまま非公開として、タイトルも削除することも出来ます」
…との事ですけど、、削除しちゃった方が良いのか??はたまた、公開して非難された方が良いのか??…と。(失笑)
…「神経性疼痛が残存し麻薬系鎮痛薬を使用している」…とも、書かれていましたが、、、
それも、痛みに耐えかねていた私が我慢できずに、色々調べて、私から処方をしてくれ!っと言って出して貰った薬剤です!
「直ぐには出せない!eアライニングを受けてからで無ければ出せないから、1ヶ月待ってくれ!」って言ってましたし、出向してきている脊椎専門医には、処方することは出来ずに、この月で、脊椎専門医の外来受診は終了となりました!
麻痺から8っか月目でした。
その後、5ヶ月間は膝専門医のみの受診をし、、ペインクリニックへと変り、麻痺から1年で他院へと変り今に至ります。

MRIに、針の穿刺痕が残っていた画像は、病棟でノートパソコンに入っていた1枚の画像を見たものです!
黒く1本の線の様に真っ直ぐにはいっていましたよ💦
それと、「神経伝導速度検査は、腓骨神経麻痺との鑑別目的に試行したが異常はなかった!」…と、書かれています!
腓骨神経麻痺としても、異常は出ないのでしょうか?
腓骨神経、脛骨神経領域は麻痺していたのに、馬尾症候群では、異常がなかった!…とされてしまうのでしょうか?
元々、その病院では不慣れの検査技師が、マニュアル本を片手に「あ~でも無い。こ~でもない。」…とヒソヒソと相談しながらの検査でして💦
こんなんで大丈夫なのか?…と、思う程でしたけどね(^^;
SRHAD-KNIGHT
2018年12月01日 07:34
> 「MRIに、針の穿刺痕が残っていた画像は、病棟でノートパソコンに入っていた1枚の画像を見たものです!黒く1本の線の様に真っ直ぐにはいっていましたよ」
「へ~っ、そんなのまで分かるんだ~!」としか(感想)。それとも、PCで画像を修正したとか・・・? そこまではしないとは思いますが。しかし、そんなにはっきりしと画像上で視認できるのなら、間違いなくこの穿刺レベルであったということの証明として紹介した画像に含まれて当然だと思いますが。

> 「神経伝導速度検査は、腓骨神経麻痺との鑑別目的に試行したが異常はなかった!」…と、書かれています!
膝の関節鏡下手術だったので、手術手技によって腓骨神経に障害を及ぼす可能性があり、これを否定するための検査を行ったということです。手術手技に伴う腓骨神経障害が原因ではなかったということになります。
神経伝道速度検査はどこで刺激を行って、反応をどこで導出するかによって神経の障害部位を同定することができます。おそらく[末梢神経]だけを検査対象にしているので、馬尾症候群で障害を受ける脊髄から出たばかりの末梢神経の中でも中枢側の神経根に近い部位での神経の異常は検出できないものと思われます。
脊柱管内で障害を受けている場合、脊柱管から出た末梢神経自体には異常がないので、神経伝道速度検査には異常がないという結果になります。
にゃんこ🐱
2018年12月01日 09:55
先生のコメントを読んでいると、色んな知識が入ってきて、とても楽しくなりますね(^^)
よ~く、読み込んでみると…。
麻酔科の先生方は首をかしげてで読むかもしれないなぁ~なんて、思ったりもします!
「今までに脊椎麻酔での手術歴が2回あり、いずれも合併症の出現はなし。1ヶ所穿刺。手術は問題なく終了。術後1日目下肢脱力L5以下MMT0~1,そして、穿刺時の放散痛の訴えなし。」…局所麻酔薬の神経毒性による馬尾症候群と診断されています!
今までに、2回の脊麻で異常がなく、1ヶ所の穿刺だけで、なんで??
高濃度となったわけでも、腰椎に病歴が有ったわけでも(軽いヘルニアなんて書いては有りませんでした)ないのに、L2/3に穿刺して、神経に刺しちゃったんじゃないの???って、
普通は思わないですかねぇー?
他者の症例報告だったら、私ならそう、思うと思うのですが…標準的では、そうなりませんか?
それなら、余計に、よく学会に発表したなぁ~と、感心するんですけどね💦


先生、私のメルアドを教えますので、、そちらにご意見番を頂いた方が良いのかも知れません💦誰が読んでいるのか解りませんし(^^;
だんだん、、核心にふれてきていますので、、、、。。。
そうでなく、今までの様な状態で書き込みをした方がよいですか???
お返事頂けたら幸いです。
その後、直ぐにアドレスは削除していただければ良いと思いますので、。。
SRHAD-KNIGHT
2018年12月01日 18:02
>今までの様な状態で書き込みをした方がよいですか???
私は、ブログにコメントを残して頂いた読者の方に、何かしら一人の麻酔科医として役立てることがあるのなら、その都度お返事をするようにしています。
ブログのコメントは、私が意図的に削除しない限り、また Biglobe がブログサービスを終了しない限り、半永久的に公開され続けます。それが私にとっては意味があると考えています。
私的なメールのやり取りというのは、閉鎖的でありその両者以外の方が目にすることもできなければ、いずれ短期間の間に消滅してしまいます。
ブログ読者と個人的なメールをするのは、本ブログの趣旨に沿いません。メールアドレスを教えていただいても私からメールすることはないと思います。
ブログ読者さんからの不特定の意見を募りたいのであれば、メールアドレスを公開されるのには反対いたししません。
にゃんこ🐱
2018年12月01日 18:45
先生…無理な事を言って申し訳ありませんでした!
ずっ~と消えない!…って聞いて安心しました(^^)
以前に、削除されてしまった経験があるのですよ💦…(本当の話です!、今、見ても、あの時の書き込み、コメントが消えて無くなっているんです)。
今後とも懲りずに、困った時、意見がある時等には出現させて頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します❗️

でっ、早速なのですが…
私の症例を書いた医師は、私への説明の時に、私から質問をしました!
「なぜ?麻酔手技時の時に痛みがあったのか?」「薬液注入時の痛みがあった」と。
すると、その医師は「その後は痛く無かったんだよね?…じゃあ大丈夫!問題ないです」って答えました。(これは、カルテにも書いて有りました)
そりゃあ~麻酔をしたんだから痛みが消えて来るのは当たり前だと思いますよね?
36分の手術が終わって病棟に帰った時には、既に腰痛があってクッション等を挟んで貰ってあましたが。。。
今、考えると、何であんなに早くから腰部が痛かったのかなぁ???って思えます!

神経伝導速度検査ですが、末梢と中枢とでは違うのですね!
既に、麻痺をしている足には何ら異常はなく、麻痺をしていない足首には潜時の延長が見られた!…となっていますが、、、
どうしてなんでしょうか?
健足には、酷い数値では無いにしても末梢に異常な数値が出てるなんて…。
よく理解ができませんね💦
右足と左足を間違っているのかな?
身障の申請の用紙に書かれていたのは、逆足の健足でしたし💦…
SRHAD-KNIGHT
2018年12月02日 12:42
> その医師は「その後は痛く無かったんだよね?…じゃあ大丈夫!問題ないです」って答えました。
これは、明らかにその医師の判断ミスというか、患者さんを安心させるためだけの嘘だと思います。脊髄に直接針を刺して薬液を注入しても同じことが起こると想定されるからです。
> 健足には、酷い数値では無いにしても末梢に異常な数値が出てるなんて…。
健側の潜時の軽度低下は、症状がない以上臨床的には問題になりません。無視してよい検査データだと思います。症状がないのに、検査場異常が出ることは、他の検査でも日常的に多くあります。神経伝導速度検査の刺激電極はおそらく大腿部以下に置かれたもので、それ以下の神経には問題がないということを示しており、手術による神経損傷はなかったことを裏付けるものです。刺激電飾が置かれた部分よりも中枢側に問題があるということになり、その原因としては、薬液による神経毒性や、穿刺針による物理的な神経(あるいは神経の束たる脊髄)損傷によって症状が起きたであろうことを間接的に証明することになります。
神経伝導速度検査を行う際に、刺激電極をもっと中枢側、できれば腰髄や脊髄といった脊髄レベルで行うことができれば患側の異常を検出できるのではないかと思います。しかし、それで潜時が低下していて脊髄下端(脊髄円錐)~大腿部神経の間で障害があることが証明されたとしても、その原因が麻酔薬による神経毒性によるものなのか、穿刺針による物理的損傷であるかの鑑別は不可能だと思います。
SRHAD-KNIGHT
2018年12月02日 12:48
(つづき)
> 何であんなに早くから腰部が痛かったのかなぁ???って思えます!
もともと腰痛のある患者さんが手術を受けた場合、何時間か、強制的に仰臥位を取らされた時には、術後に腰痛を訴えることは日常的に非常によく経験します。おそらく、にゃんこ様の術後の腰痛は、その後の半永続的な下肢の麻痺症状や、脊椎穿刺手技とは無関係だと思います。
脊椎麻酔の場合には。通常は数時間ではありますが、下肢の運動麻痺のために自分では寝返りさえ打てないので、腰への負担が増強します。以前に脊椎麻酔を受けた時よりもひどい腰痛であったとしても、その2回の脊椎麻酔の間に、顕性でなくてもなんらかの腰痛をきたす病変が次第に悪化していれば、そういうこともありえます。
にゃんこ🐱
2019年01月25日 09:03
急に…💦
麻酔記録を見ていて思った疑問です。

「局所麻酔薬の停滞が怒りL5~以下が麻痺して神経毒性による馬尾症候群」…と診断さらたなら…
なぜ??
手術室からの麻酔記録に、T10レベル、T6レベルまで麻酔効果が有ったのでしょうか?
脊髄の上への効果はありL5から下縁には局所麻酔薬が流れていかなかったと言うことですよね?
でも、手術自体は痛みもなく出来たのはどうしてなのかなぁ??
ちゃんと両足に足先まで麻酔が効いていたのですが
何処で停滞したというのでしょうか??
…って、今更ながらに考えてしまいました💦
確かに、「L4~5には軽いヘルニアがあった」…とは言われています。
それは、麻痺する2年前から脊椎専門医に外来で内服フォローしてもらっていた部位でもありましたので、元々、有ったものです。

何をもって、どんな臨床所見を診て神経毒性による馬尾症候群としたのか??
ハッキリと聞きたいです!

にゃんこ🐱
2020年03月09日 08:51
お久しぶりです!
突然…にゃんこ🐱が出没するとろくな事が無いように思いますよね😅
ご無沙汰しておりますが、先生のご意見をお聞きしたくてコメントさせて頂きます。

私にはどの文献、論文を用意した方がよいのか解りません。
沢山あるなかで、特にどれを用意した方が良いのでしょう?

「後遺症症状から麻酔の針刺し及び薬液注入方法によるものであると言い切れる医学論文はあるか?
あるいは、その「相当程度の可能性がある」という論文はあるか?
この点をできるだけ詰めた文献を用意すること。」

と、言われて思うのは先生のブログの論文です。
沢山のコメント頂いた先生からは、どちらをご用意した方が良いと思われますか?
ご意見宜しくお願い致します!

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