乳児および小児における片肺換気中のカフ内圧

・著者らは、片肺換気(OLV)中のカフ内圧(IP)を前向きに評価して、OLV に使用されるカフの過剰膨張に関連する潜在的なリスクを特徴付けた。

・独立型三次医療小児病院で胸部手術を受ける年齢 18 歳以下の乳児と小児患者を対象とした 2 年間にわたる前向き観察研究である。気管および気管支バルーンのカフ圧をマノメーターを使用して測定し、以前に推奨されている 30 cmH2O の閾値と比較した。データは、OLV を達成するために使用された器具の種類によって比較された。

・30 人の患者(年齢 5ヶ月~18 歳)が登録され、平均体重は 28kg であった。気管内および気管支内カフ圧はそれぞれ 32 cmH2O(範囲:11~90)と 44 cm 2O(範囲:10~100)であった。気管および気管支カフ圧は、20 人中 13 人の患者(65%)と、30 人中 21 人の患者(70%)でそれぞれ 30 cmH2O を超えていた。

・OLV を受ける大部分の小児のカフ圧は高く、推奨レベルを超えていた。関連するリスクに対処し、高カフ圧に関連する合併症の予防を確実にするために、OLV 中にカフ圧の持続モニタリングが望ましい。

[!]:片肺換気中のカフ圧は、とくに小児では、通常の気管挿管の場合よりも術中に変動する可能性が高く、頻回に調節する必要はありそうだ。

【出典】
Intracuff pressure during one-lung ventilation in infants and children.
J Pediatr Surg. 2018 Dec 28. pii: S0022-3468(18)30810-8. doi: 10.1016/j.jpedsurg.2018.10.110. [Epub ahead of print]

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