ファーストトラック心臓手術患者におけるスフェンタニルとレミフェンタニルの比較

・著者らは、心臓外科手術を受ける患者で、レミフェンタニルを投与されている患者と、スフェンタニルを投与されている患者とを後ろ向きに比較した。

・1:1 傾向スコアマッチングの後、各群に 609 人の患者がいた。スフェンタニル群の方が、レミフェンタニル群と比較して平均(SD)人工呼吸時間[122(59) vs 80(44)分、p<0.001]と平均(SD)回復室在室期間[277(77) vs 263(78)分、p=0.002]が有意に長かった。スフェンタニル群の方が、レミフェンタニル群よりも平均(SD)視覚的アナログ痛覚スコアが低く[1.5(1.2) vs 2.4(1.5)、p<0.001]、ピリトラミド(著者らの施設で使用されているオピオイド鎮痛剤)平均(SD)消費量が少なかった[2.6(4.7) vs 18.9(7.3)mg、p<0.001)。

・本研究の結果から、レミフェンタニルは抜管までの時間と回復室在室時間を短縮させるのにより効果的であったが、レミフェンタニルが使用されたときに術後鎮痛の必要性が高まったことを示している。

[!]:スフェンタニルトレミフェンタニルの作用時間からして当然の結果だろう。

【出典】
A comparison of sufentanil vs. remifentanil in fast-track cardiac surgery patients.
Anaesthesia. 2019 Jan 20. doi: 10.1111/anae.14572. [Epub ahead of print]

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