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zoom RSS 喉頭鏡検査困難の予測因子としての身長甲状頤間腺距離比:前向き観察研究

<<   作成日時 : 2019/01/08 07:11   >>

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・さまざまな気道指標が、喉頭鏡検査困難を予測するために単独でまたは併用で使用される。最近導入された身長甲状頤間距離比(RHTMD)は、より優れた予測可能性を有すると報告されている。 RHTMD による喉頭鏡検査困難の予測を評価し、それを他の指標と比較することを目的とした。

・本前向き単盲式比較観察研究では、全身麻酔を受ける予定の両性の成人患者 300 人を評価した。 RHTMD、甲状頤間距離、修正 Mallampati テスト、Upper Lip Bite テストのような気道指標を評価し、Cormack & Lehane 喉頭鏡分類と相関させた。特異度、感度、陽性適中率(PPV)、陰性適中率(NPV)、および精度などの妥当性パラメーターを各試験について計算した。全ての指標を併用した効果も分析した。ROC 曲線を作成し、定量的指標に対する最適カットオフ値を計算した。

・本研究における喉頭鏡検査困難の発生率は 5.33% であった。4 つの指標のうち、単独で最良の検査法は RHTMD であり、感度、特異度、NPV、および精度が高く、PPV も良好であった。全ての指標の併用は、感度 100% とより高い特異度をもたらした。

・RHTMD は喉頭鏡検査困難を予測するための単独で最高の術前検査である。試験の併用は、より高い識別力を有し、より高い感度と特異度を有する。したがって、成人患者の術前気道評価では指標を併用する必要がある。

[!]:喉頭展開困難を予測する指数としては、単独で使用するなら 身長甲状頤間距離比(RHTMD)が最良であると。でも、身長と甲状頤間距離の 2 つのパラメータを使用しているけど・・・・。

【出典】
Ratio of height to thyromental distance as a predictor of difficult laryngoscopy: A prospective observational study
J Anaesthesiol Clin Pharmacol 2018;34:485-9

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