集中治療室に入室した主要な非心臓手術患者における短期と長期死亡率

・この登録簿ベースのコホート研究の目的は、非心臓術後に集中治療室(ICU)に入室した患者を特徴付け、ICU 入室後 30 日、90 日、1 年死亡率に関連する危険因子を特定することであった。

・2005 年 1 月から 2014 年 12 月までにデンマークの 4 つの首都圏の病院で心臓手術以外の手術から 30 日以内に集中治療室に入室した年齢 18 歳以上の患者を含めた。患者はデンマークの全国患者登録簿を通じて確認された。評価項目は、ICU 入室後 30 日、90 日、1 年の死亡率であった。未調整および多変量ロジスティック回帰分析を行って、死亡の独立危険因子を同定した。

・本研究には、3311 人の ICU 患者が含まれた。患者の 71.3% が消化管手術、18.4% が整形外科手術、10.2% が泌尿器科手術であった。患者全体では、入院期間の中央値は、18 日(9-36、25-75 パーセンタイル)で、 ICU 在室期間は 2 日(1-4、25-75 パーセンタイル)であった。30 日、90 日、1 年死亡率はそれぞれ 37.8%、44.5%、51.2% であった。ICU 内の死亡率は 22.3% で、ICU 後の院内死亡率は 19.4% であった。高齢、併存症、ICU 入室の遅延、急性期手術、消化器外科および整形外科手術により、30 日、90 日、1 年の死亡率が増加した。

・ICU 入室した非心臓手術患者における短期および長期死亡率は、特に急性期外科手術を受ける高齢のj併存症を有する患者では非常に高い。今後の研究では、臨床的に修正可能な危険因子を標的にし、これらの危険度の高い患者に合わせた治療を行うことに焦点を当てるべきである。

[!]:ICU 入室患者の 30 日死亡率が 37.8% とは、かなり重症患者ばかり収容している施設なのかな。日本の一般的な ICU 患者の 30 日死亡率ってどれくらいなんだろうか?

【出典】
Short- and long-term mortality in major non-cardiac surgical patients admitted to the intensive care unit.
Acta Anaesthesiol Scand. 2019 Jan 17. doi: 10.1111/aas.13319. [Epub ahead of print]

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