10 連休、そもそも病院はそのような長期の休日が必要なのか?

警察は、「犯罪」を取り締まる組織。消防署は「火災を始めとする災害」と、「救急患者」を搬送する業務を担っている組織である。どちらも、1 年 365 日休まずにその業務を遂行している。個々の人間の意志とは無関係に発生する事態に対処するために設置された公的機関である。

犯罪者が、「今日は土日祝祭日だから、犯罪に手を染めるのは止めておこう。」とか考えるわけもなく、自然災害が人間生活を考慮して発生するものではないことから、警察や消防組織が、通常の人間の文化的生活とは無関係に、盆・正月にかかわらず機能していなくてはならない理由である。

病気や怪我は、人間が意図してそうならないようにと注意すれば済むのなら、医療を提供する病院も、お役所と同じように、土日、祝祭日はお休みにしても良いだろう。しかし、病気も怪我も、言わば「犯罪」や「災害」と同じように、24 時間 365 日、人間の意志とは無関係に発生する事態であるから、本来は、病院も、警察や消防組織と同じように、1 年 365 日休まずに機能していいるべきだろう。そうすれば、どれだけ一般国民は心安らかでいられるだろうか?

病院も社会のインフラの一つであるという観点に立てば、目前の「10 連休」という問題にも、どう対処するべきかは、自ずと解決するだろう。百年に 1 度しかないような事態に特別は配慮をするのも馬鹿げている。4 日連休以上になるようなときは、3~4 日置き位に病院は普通に営業するのが、社会インフラの一端としては妥当なところではないだろうか。

ここの所、コンビニエンスストアの 24 時間営業が行き詰まりを見せて、社会問題化しているが、都市部で数百メートルに満たない距離に別のコンビニがあるのに、あちこちの複数のコンビニが 24 時間ノンストップで営業している。人間社会全体から考えると、実に効率が悪い。夜中の 1 時から 4 時くらいにどれだけの人間がコンビニを利用するのだろうか。その時間帯の売り上げで、人件費が捻出できるのだろうか。

逆に、病院が、お国が定めたからと言って、10 日間もの間、通常の外来を閉鎖して、手術やリハビリなどもその間やらないとなると、遅らせる必要のない治療も遅れがちになり、必要な処置や手術なども、休み期間の前後に皺寄せがきて、過密スケジュールとなり、ミスも起きやすくなる。これも、ある意味、医療の効率を悪くしてしまう。

近隣の大学付属病院は、10日連休を実施するそうだが、病院が担っている「医療」という社会サービスの点から考えて、お国が定めた土日祝祭日を、そのまま実行するのははなはだ馬鹿げている・・・・、と思うのは私だけだろうか。

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この記事へのコメント

ナマステ
2019年03月01日 22:48
同感です
SRHAD-KNIGHT
2019年03月02日 20:09
ナマステ様、コメントありがとうございます。

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