■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/02/06




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (t_____) (c_________) (i_______) : 標的濃度調節持続静注

(2) (t_______________) (c_____) : 体温調節中枢

(3) (p_______) (r___) (p_____) : 多血小板血漿

(4) (t____) (k___) (r__________) : 膝関節全置換[術]

(5) (s____________) : 交感神経遮断薬/交感神経遮断の


[解答]
(1)target controlled infusion(2)thermoregulatory center
(3)platelet rich plasma(4)total knee replacement
(5)sympatholytic


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(体液・電解質) 活性炭を用いた血液吸着施行時の抗凝固薬としては何を用いるか?
1) メシル酸ナファモスタット
3) FOY
5) ヘパリン
2) 低分子ヘパリン
4) メシル酸ガベキサート


[解説] 活性炭カラムをリンシングする際には5%ブドウ糖液1000mlを用いる。これは活性炭が糖を吸着するために起こる、開始直後の低血糖を防止するためである。そののち200mlのヘパリン加生食水にてこの5%ブドウ糖液を置換しプライミングを完了する。活性炭を用いる血液吸着は、メシル酸ナファモスタット、低分子ヘパリンを吸着してしまうため使用できず、ヘパリンを使用する。逆に、イオン交換樹脂を用いるビリルビン吸着施行時には、ヘパリンが使用できずメシル酸ナファモスタットを用いる。


[正解] 5 [出典] 救急認定医診療指診P121


■ これって常識? ■
モルヒネを増量しても痛みがとれないときは,○1本当に量が足りないのか?○2効かない種類の痛みか? ○3身体的以外の痛みか? と考えよ!

1)モルヒネには極量がないことは確かだが,オピオイド,非オピオイド,鎮痛補助薬の3種の薬剤を適切に組み合わせることにより,オピオイドは少量で済む.経口モルヒネは80mg以上の必要はないといわれている.
2)モルヒネが効かないときの多くは,神経因性の痛みである.その際は鎮痛補助薬を主体としてモルヒネは減らしていく.そして痛み閾値を下げる他の因子(精神的,霊的,社会的因子)を考える.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識~緩和ケア編




【問題3】(心臓・血管) 解離性大動脈瘤の急性期内科的治療において適応とならない薬物はどれか?
1) アダラート
3) ドーパミン
5) セルシン
2) モルヒネ
4) インデラール


[解説] 解離性大動脈瘤の急性期内科的治療において鎮痛、鎮静、降圧、心収縮力抑制は適切であるが、浣腸は禁忌である。腹圧上昇→血圧上昇→大動脈解離の進行.したがって、モルヒネ(鎮痛)、アダラート(降圧)、インデラール(心収縮力抑制)、セルシン(鎮静)は適切であるが、ドーパミン(昇圧、心収縮力増強)は不適当である。


[正解] 3 [出典] 内科レジデント実践マニュアルP32

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