小児<3 歳の手術で他の全身麻酔薬と比較したプロポフォールの評価:系統的レビューとメタ分析

・よく知られている利点にもかかわらず、プロポフォールは、3 歳未満の小児における使用についてはエビデンスが不十分なために、この集団での全身麻酔に関して多くの国で適応外のままである。本研究は、既存の無作為化臨床試験の系統的レビューとメタ分析を通じて、手術を受ける 3 歳未満の小児で他の全身麻酔薬と比較したプロポフォールの有効性および安全性を評価することを目的とした。

・3 歳未満の小児を対象として、プロポフォールと他の全身麻酔薬とを比較している全無作為化臨床試験を見つけるために、MEDLINE、Embase、およびCochrane Central of Controlled Trials で系統的に文献検索を行った。二分法による転帰に対する相対リスクまたはアークサイン変換されたリスクの差、および連続的な転帰に対する加重または標準化平均差は、変量効果モデルを用いて推定した。

・6 件の出版物から合計 249 人の幼児が含まれた。プロポフォールを投与された小児は、収縮期と拡張期血圧が統計的に有意に低下していたが、低血圧はプロポフォール群では観察されなかった。心拍数、一回拍出量係数、心係数は、プロポフォール群と対照群との間で有意差はなかった。プロポフォール群は、対照群よりもわずかに回復時間が短く、覚醒興奮の発生率が低かったが、低血圧、酸素飽和度低下、無呼吸の発生率について差は観察されなかった。

・この系統的レビューとメタ分析は、手術を受ける健康な幼児における全身麻酔のためのプロポフォールの使用は合併症を増加させず、プロポフォールは少なくとも他の麻酔薬に匹敵する可能性があることを示している。

[!]:プロポフォールは、小児に対しても他の麻酔薬と同様に安全に使用できると。

【出典】
Evaluation of Propofol in Comparison with Other General Anesthetics for Surgery in Children Younger than 3 Years: a Systematic Review and Meta-Analysis.
J Korean Med Sci. 2019 Apr 22;34(15):e124. doi: 10.3346/jkms.2019.34.e124.

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