整形外科手術を受けた患者におけるバイスペクトル指数(BIS)値と術後シバリングとの関連

・術後シバリングは、全身麻酔後の最もよく見られる副作用の 1 つである。本研究は、整形外科手術を受ける患者における BIS モニタリング値と術後シバリングとの関連を評価することを目的とした。

・この横断的研究は、2017 年 8 月から 2018 年 9 月まで、Sabzevar 市の Shahid Beheshti 病院で実施された。全身麻酔を使用して整形外科手術を受けた患者が登録された。BIS モニタリングを用いた麻酔深度の記録は、患者に挿管してから正確に 5 分後に開始し、麻酔回復室(PACU)から退院まで続けた。術後シバリングの発生率は、Crossley & Mahajan によって提案された尺度を用いて評価された。

・合計 80 人の患者が評価された。患者の 32.5% が術後シバリングのグレード 2 をきたしており、平均 BIS スコアは 41.85 であった。単変量および多変量線形回帰分析は、シバリングスコアと患者の心拍数、血圧、BIS スコア、体温、年齢、身長、性別、血球分布幅(RDW)との間に統計的に有意な関係を示した(p<0.05)。

・本研究の結果は、整形外科手術を受ける患者における BIS 値と術後シバリングとの間に有意な正の関連を示しているので、高い BIS スコアを有する患者の方が有意に術後シバリングを多くきたした。BIS を指標とした麻酔は、整形外科手術を受ける患者における術後シバリングのリスクと発生率を減少させる可能性があると思われる。

[!]:術中の BIS が高いほど術後シバリングの発生率が高いと。

【出典】
Association Between Bispectral Index (BIS) Value and Postoperative Shivering in Patients Undergoing Orthopedic Surgery.
Open Access Maced J Med Sci. 2019 Apr 14;7(7):1166-1169. doi: 10.3889/oamjms.2019.240. eCollection 2019 Apr 15.

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