■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/05/08




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (s______________) (m_________) (p___) : 交感神経依存性疼痛

(2) (a________) (m____________) : アデノシン一リン酸

(3) (r__________) (c___________) : 呼吸性代償

(4) (p_________) (a_____________) : 非経口投与

(5) (T____________) (p_______) : トレンデレンブルグ(Trendelenburg)位


[解答]
(1)sympathetically maintained pain(2)adenosine monophosphate
(3)respiratory compensation(4)parenteral administration
(5)Trendelenburg position


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(中枢神経) 腰椎穿刺が禁忌ではないのは?
1) 意識障害が強いとき
3) 脳ヘルニアの進展
5) 出血傾向のある時
2) 著名な頭蓋内圧亢進があるとき
4) 穿刺部の感染があるとき


[解説] 腰椎穿刺の禁忌:(1)著明な頭蓋内圧亢進があるとき (2)著明な頭蓋内占拠性病変が存在する時 (3)脳ヘルニアが進展していると考えられる時 (4)穿刺部皮膚に感染巣がある時 (5)出血傾向、抗凝固療法中。 (6)穿刺が不可能と思われる腰部先天奇形、外傷などの時


[正解] 1 [出典] 緊急処置マニュアルP131




【問題3】(中枢神経) 脳動脈瘤破裂後の脳血管攣縮を予防する方法として不適当なのはどれか?
1) トロンボキサン合成阻害薬投与
3) クリッヒ゜ンク゛後カテコラミン使用
5) バルビタール療法
2) 循環血液量を増加させる
4) Ca拮抗剤投与


[解説] 脳血管攣縮による脳虚血はくも膜下出血患者の40%に合併し、くも膜下出血発症後、4~15日の間にピークがある。それまで順調であった患者が、攣縮血管領域の巣症状+意識障害をきたし急激に状態が悪化する(delayd ischemic neurological deficit)。血管攣縮(脳虚血)の程度は出血量と相関し、広範囲脳梗塞を起こすと死亡率は非常に高い。脳動脈瘤破裂後の脳血管攣縮を予防する方法としては、(1)循環血液量を増加させる(volume expansion療法) (2)クリッピング後ではさらにカテコールアミンによる高血圧維持 (3)カルシウム拮抗剤投与 (4)ロトンボキサン合成阻害薬投与などがある。 バルビタール療法は脳圧亢進時の治療法である。


[正解] 5 [出典] クリティカル記憶術2P44




【問題4】(中枢神経) クモ膜下出血後の脳血管攣縮の程度にもっとも相関が強いのはどれか?
1) 出血量
3) 動脈瘤の大きさ
5) 交感神経緊張度
2) 意識障害の程度
4) 血圧


[解説] クモ膜下出血後の脳血管攣縮の程度は出血量と相関し、広範囲脳梗塞をおこすと死亡率は非常に高い。血管外に出た赤血球などが崩壊し細胞内成分が髄液に拡がることにより脳血管攣縮を惹起すると考えられている。クリッピング手術時に十分に血液を洗い流すことが予防につながる。その他、脳血管攣縮を予防する方法として、循環血液量を増加させるvolume expansion療法、クリッピング後にはさらにカテコールアミンによる高血圧維持、Ca拮抗剤、トロンボキサン合成阻害薬投与などがある。


[正解] 1 [出典] クリティカル記憶術2P46

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