■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/05/14




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (a______) (m_________) : 好気性代謝

(2) (t________) (p________) : 閾値電位

(3) (c__________) (b____) : 競合的遮断

(4) (p___________) (a_________) : 経皮吸収

(5) (a________) : 吸引器/吸引装置


[解答]
(1)aerobic metabolism(2)threshold potential
(3)competitive block(4)percutaneous absorption
(5)aspirator


[出典] 麻酔科学用語集 第3版





【問題2】(局所麻酔薬) 局所麻酔薬中毒の治療に用いられるものはどれか。
ア:チオペンタール
ウ:ミダゾラム
イ:酸素
エ:スキサメトニウム

[解説] まず気道確保と酸素投与を行う。痙攣抑制のためには、チオペンタールやチアミラールなどの超短時間作用性バルビツレート、ミダゾラムやジアゼパムなどのベンゾジアゼピンを静注する。どうしても痙攣が抑制できない場合には、スキサメトニウムの投与を行うが、このような事態はまれである。プロポフォールも抗痙攣作用を持つ。


[正解] (全て) [出典] 麻酔科クリニカル問題集



【問題3】(モニタリング) 中心静脈カニュレーションについて正しい記述はどれか。

ア:外頚静脈カニュレーションの場合には、Jワイヤーを用いると成功率が高くなる。

イ:大腿静脈カニューレは適切に管理すれば、感染率は低い。

ウ:橈側皮静脈より肘静脈のほうが成功率が高い。

エ:内頚静脈穿刺は、出血傾向のある場合は禁忌である。

[解説] 出血傾向がある場合には、失敗した場合の圧迫止血が困難な内頚静脈や鎖骨下静脈穿刺は禁忌である。肘静脈からの成功率は25ー67%と報告されている。大腿静脈カニューレは、過去においては血栓性静脈炎、感染症の発生率が高いとされていきたが、最近では問題とならないとされている。


[正解] (全て) [出典] 麻酔科クリニカル問題集




【問題4】(代謝・内分泌) 甲状腺クリーゼの治療で不適当なのはどれか?
1) PTU経口(経胃管)投与
3) プレドニン静注
5) ルゴール経口(経胃管)投与
2) メルカゾール静注
4) アスピリン投与


[解説] 甲状腺クリーゼの治療:(1)甲状腺ホルモン放出と合成の阻害=無機ヨード、PTU/MMI、副腎皮質ホルモン、血症交換 (2)亢進した代謝状態の速やかな改善=解熱(クーリング、アセトアミノフェン)+鎮静(クロルプロマジン、ジアゼパム)+誘因・合併症の治療(誘因としての感染症治療のため抗生剤投与は必須) (3)循環不全の改善=交感神経系抑制(βブロッカー)+脱水・電解質補正+心不全・ショックに対する治療   (注意)解熱目的でのサリチル酸はT3やT4を結合蛋白と解離させ遊離型を増加させるので使用しない。


[正解] 4 [出典] クリティカル記憶術2P112

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