小児患者における Air‐Q 挿管用喉頭気道を介した盲目的気管挿管:再評価-無作為化対照試験

・小児声門上気道器具の中には、ファイバーガイド下の挿管用の導管としては検証されていても、盲目的挿管のために広い視野で評価されていないものもある。本研究の目的は、小児患者で air-Q 喉頭気道を介した修正操作を用いた盲目的気管挿管 vs ファイバーガイド下挿管の成功率を比較することであった。

・全身麻酔下に待機的手術を受ける小児患者 126 人を同数 2 群に無作為に分けた。気管挿管用の導管として air-Q を全患者に使用した。B 群の患者は、修正操作を伴う盲目的挿管を受けた。 F 群の患者は、ファイバーガイド下挿管を受けた。

・挿管の成功率または抜管後合併症に関して両群間に有意差はなかった。F 群の患者は挿管所要時間が有意に長くなり、試験の合計時間も長くなった。さらに、F 群の患者は、B 群の患者と比較して、挿管前後の心拍数が有意に高かった。

・小児患者で修正操作を伴う air-Q を介した盲目的気管挿管は、安定した血行動態と挿管所要時間短く、ファイバーガイド挿管の良い代替手段となり得る。

[!]:本研究での「修正操作」とは、「下顎挙上、喉頭操作、気管チューブの時計軸方向回転」などを指す。こうした操作を加えることで、盲目的挿管の成功率は高くなるようだ。

【出典】
Blind Tracheal Intubation through the Air-Q Intubating Laryngeal Airway in Pediatric Patients: Reevaluation - A Randomized Controlled Trial.
Anesth Essays Res. 2019 Apr-Jun;13(2):269-273. doi: 10.4103/aer.AER_42_19.

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