全身および脳循環、脳自己調節と CO2 反応性に及ぼすセボフルランの効果

・セボフルランは全身麻酔に最も頻繁に使用される吸入麻酔薬の一つである。これまでに臨床使用されるセボフルラン投与量では、脳血管反応性が維持されることが報告されている。しかし、セボフルランがどのように全身循環と脳循環に同時に影響するかについてのデータはない。本研究の目的は、セボフルラン麻酔中の全身および脳血行動態の変化、ならびに脳の CO2 反応性を評価することであった。

・全身麻酔を受ける 29 人の患者が登録された。麻酔は 40% 酸素に 1 MAC のセボフルランで維持した。換気設定(呼吸数と一回換気量)は、それぞれ EtCO2 が 40、35、30mmHg に達し、5 分間維持するように調整した。各期間の終わりに、圧平眼圧計を用いた経頭蓋ドップラーおよび血行動態パラメーターを記録した。

・全身平均動脈圧は、麻酔導入中に有意に減少し、試験期間全体を通して変化しなかった。動脈硬化のマーカーとしての中心大動脈および末梢脈圧および増強指数は、麻酔導入中に有意に増加し、目標の CO2 レベルに達した時点で安定していた。脳の自己調節と脳の CO2 反応性は 1 MAC セボフルランで維持された。

・脳自己調節と CO2 反応性は 1 MAC のセボフルランで維持されている。麻酔化合物の脳血管作用は全身循環作用と一緒に評価されなければならない。

[!]:セボフルラン 1 MAC 下では、脳の自己調節能と CO2 反応性は維持されると。

【出典】
Effect of sevoflurane on systemic and cerebral circulation, cerebral autoregulation and CO2 reactivity.
BMC Anesthesiol. 2019 Jun 19;19(1):109. doi: 10.1186/s12871-019-0784-9.

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