手術を受ける小児患者の気道管理のためのラリンジアルマスクのカフ圧に関する研究

ラリンジアルマスク.png・研究の目的は、手術を受ける小児患者の気道管理のためのラリンジアルマスクのカフ圧を調査することであった。

・2014 年 6 月から 2017 年 5 月までに著者ら施設で全身麻酔を受けた 138 人の小児が登録され、2014 年 6 月から 2014 年 9 月までの 46 人の小児が A 群(20cmH2O 圧群)として選択された。 2014 年 10 月から 2015 年 1 月までの 46 人の患者が B 群(40 cmH2O 圧群)として選択され、2015 年 2 月から 2015 年 5 月までの 46 人の患者が C 群(60 cmH2O 圧群)として選択された。全小児患者のカフ圧は、カフ圧計を使用して指定圧に調整された。3 群の小児患者の手術状況、ラリンジアルマスクの挿入、口腔咽頭リーク圧(OLP)、最高気道内圧(Ppeak)、呼気一回換気量の差分値(ΔVT)、有害反応を比較した。

・麻酔時間、回復時間、ラリンジアルマスク挿入時間、ラリンジアルマスクの抜去時間、手術所要時間、Ppeak の差は統計に有意ではなかった(p>0.05)。A 群、B 群、C 群のラリンジアルマスクの初回挿入成功率はそれぞれ 89.13%、100.00%、93.47% であった。B 群と C 群の OLP は A 群より高く、C 群は B 群より高かった。B 群と C 群の△VT は A 群よりも少なく、B 群のそれは C 群よりも少なかった。3 群の有害反応の総発生率はそれぞれ 39.11%、15.21%、28.23% であった。

・気道管理中の小児患者にとって、ラリンジアルマスクの最適カフ圧は 40 cmH2O であり、それは OLP を効果的に増加させ、ΔVT と副作用の発生率を減少させることができ、臨床診療におけるさらなる推奨と適用に値する。
POINT小児でラリンジアルマスクを使用する場合、カフ圧の最適値は 40 cmH2O であった。
【出典】
A study on cuff pressure of laryngeal mask for airway management of child patients undergoing operation.
Minerva Pediatr. 2019 Jul 25. doi: 10.23736/S0026-4946.19.05277-0. [Epub ahead of print]

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