関節鏡下回旋腱板修復術を受ける患者の機能的転帰に及ぼす持続斜角膜間ブロックと全身麻酔単独の比較

・本前向き無作為化試験の目的は、関節鏡下回旋腱板修復術を受ける患者で、全身麻酔と全身麻酔+持続斜角筋間ブロック併用が術後疼痛と機能的転帰に及ぼす効果を比較することであった。

・本研究は、年齢 45 歳から 74 歳までの合計 85 人の患者を対象としており、これらの患者は待機的関節鏡下回旋腱板修復術が予定されていた。一群の患者は全身麻酔のみを受け(GA、N=43)、他群の患者は持続斜角筋間腕神経叢ブロックと全身麻酔を受けた(CISB+GA、N=42)。患者の疼痛レベルは、術後に視覚的アナログ尺度によって評価した。肩の機能は術前と術後に Constant スコアを用いて評価した。

・CISB+GA 群の患者は、GA 群患者よりも術後早期の視覚的アナログスコアが低く、追加鎮痛剤の必要度が少なかった。術後 6 週時点で CISB+GA 群患者の Constant スコアは GA 群患者よりも高かった。術後 6 ヶ月での機能的転帰の評価は 2 群間に有意差がなかった。

・CISB は関節鏡下回旋腱板修復術後の疼痛管理と早期(最初の 6 週間)の機能的転帰を有意に改善したが、6 ヶ月時点では、GA 群と CISB+GA 群間に有意差はなかった。

[!]:結論の英文に誤りがあった(CISB grorup → GA group)ので、訂正して訳した。持続斜角筋間ブロックは術後早期の疼痛管理には効果があるが、長期的転帰には差がないと。

【出典】
A comparison of continuous interscalene block versus general anesthesia alone on the functional outcomes of the patients undergoing arthroscopic rotator cuff repair.
Eur J Orthop Surg Traumatol. 2019 Jun 26. doi: 10.1007/s00590-019-02482-8. [Epub ahead of print]

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