■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/08/06

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (t___) (t___) : 傾斜試験/ティルト試験

(2) (___________e) : 異種接合体/ヘテロ接合体

(3) (n_______) (p_________) : 神経可塑性

(4) (s_____) (c_________) : 静的コンプライアンス

(5) (o____________) (a_____) : 経口エアウェイ/口咽頭エアウェイ


[解答]
(1)tilt test(2)heterozygote
(3)neuronal plasticity(4)static compliance
(5)oropharyngeal airway


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(心臓・血管) うっ血性心不全について正しいのはどれか?

ア:心不全で、水分貯留が軽度の時にはサイアザイド系利尿剤が投与される。

イ:収縮機能不全では、左室充満量が低下する。

ウ:間歇的なドブタミン投与は血行動態を改善させるが、長期的予後を低下させる。

エ:拡張機能不全では、充満圧が上昇すると、肺うっ血を発症する。

オ:容量の過負荷状態では、収縮期に壁張力が増大する。


[解説] ア:○:心不全で、水分貯留が軽度の時にはサイアザイド系利尿剤が投与される。無効のときはフロセミドのようなループ系利尿剤が投与される。
イ:×:拡張機能不全によって生じる左室充満量が低下は、1回拍出量の低下や、低心拍出量に伴う症状を引き起こす。
ウ:○:間歇的なドブタミン投与は血行動態を改善させるが、長期的予後を低下させる。
エ:○:拡張機能不全では、充満圧が上昇すると、肺うっ血を発症する。
オ:×:容量の過負荷状態では、拡張期に壁張力が増大し、筋節sarcomere の新生がおきて心腔の拡張や遠心性心肥大が生じるる。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p243-249





【問題3】(体液・電解質) pH=7.2、血清カリウム=3.5のとき、カリウムの不足量はどれくらいか?
1) 50mEq
4) 100mEq
2) 300mEq
5) 400mEq
3) 200mEq


[解説] 血清K値を評価する時には、同時にpHの値を見なければならない。だいたいpH0.1につき血清K値は0.5変動すると覚えておく。したがって、この場合もpH=7.4に補正したとすると、血清カリウム=2.5となり、カリウムの不足量は400mEqくらいと推定できる。


[正解] 5 [出典] クリティカル記憶術1P194




【問題4】(心臓・血管) 低ナトリウム血症で認められる心電図変化はどれか?
1) 2相性P波
3) R on T
5) U波の出現
2) テント状T波
4) QRS幅の拡大


[解説] 血漿ナトリウム濃度が120mEq/l以下になると、心電図上QRSがやや拡大し中枢神経症状として情動不安や錯乱が見られる。115mEq/lでは幅広いQRSにST上昇をともなう。100mEq/lになると心室性頻拍、心室細動を呈する。


[正解] 4 [出典] 第35回麻酔指導医認定筆記試験・問題−考え方−解答p91

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