不適切に大きなサイズのチューブを選択することを回避するための小児カフなし気管チューブサイズの年齢ベースの予測:後ろ向き分析

intubation-tube-neoba-fixation-baby-upper-body.png・本研究は、回帰方程式 ODCal=0.00223×年齢(日)+4.88 に従った各患者の計算外径(ODCal、mm)に基づいて、年齢 2 歳未満の小児のカフなし気管チューブ(TT)サイズについて、以前に報告された著者らの予測手法を検証すること、特に大きなサイズのチューブは気管を損傷しうるため、再挿管の頻度を減らせる初期 TTサイズを選択するためのより良い方法を調査することを目的としている。

・2011 年 7 月から 2016 年 12 月に大阪大学歯学部病院で気管挿管による全身麻酔下で口腔外科手術を受けた年齢 2 歳未満の患者を対象とした。実際の TT の OD と日数は、麻酔記録から抽出された。一致率、必要なチューブの推定数、サイズ減少頻度を比較して、2 選択群で推奨 OD(ODRec)値を取得した:「平均選択群」では「ODCal 値に最も近い範囲 (ODCal−0.35<ODRec≦ODCal+0.35)」と「安全選択群」では「ODCal 未満の値に最も近い(ODCal−0.7<ODRec≦ODCal)」

平均選択群と安全選択群の ODRec の一致率は、それぞれ 60.8 と 55.1% であった(P=0.001)。患者ごとに必要なチューブの推定数は、それぞれ 1.40±±0.51 と 1.47±0.55(P<0.001)であった。サイズ減少の推定頻度は、それぞれ 13.3 と 4.0%(P<0.001)であった。

・必要な TT の数がわずかに多いにも関わらず、サイズ減少の頻度が低いことから、「安全選択」パラメーターに基づいて ODRec を選択した方が、大きい TT によいる挿管に起因する合併症を避けるために望ましい。

POINTID が同じでもメーカーによって外径(OD)は異なっており、その差は 0.7mm もある。公式で求めたチューブ外径以下のチューブを推奨サイズとした方が、サイズ減少して再試行する頻度が少なくなる。

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