■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/08/20

TEST5.png



【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (e_____________) (r__________) (a________) : 体外補助呼吸装置

(2) (a_________) : 制吐薬/制吐の

(3) (a______) (n_______) : 無菌性壊死

(4) (t______) : 開口障害/トリスムス

(5) (a_________) (a_____) : 麻酔作用


[解答]
(1)extracorporeal respiratory assistant(2)antiemetic
(3)aseptic necrosis(4)trismus
(5)anesthetic action


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(外傷・出血・感染) 破傷風は菌体外毒素の中でも特に( )によって症状が発現する。
1) tetanospasmin
3) tetanotoxin
5) −−−−
2) tetanobulin
4) tetanostigmin


[解説] 破傷風は嫌気性グラム陽性桿菌であるClostridium tetaniによる感染症であり、菌体外毒素の中でも特にtetanospasminによって症状が発現する。ほとんどが挫創、刺創、開放性骨折、熱傷などの外傷に伴うものであるが、約10〜20%の症例では外傷歴が不明である。痔核手術後、妊娠中絶後、帝王切開後などに発症したとする報告もある。いずれにしても汚染創に対する処置が不十分で、かつ不用意に創を閉鎖してしまうことが破傷風発症の最も重要な因子である。


[正解] 1 [出典] 救急認定医診療指診P470




【問題3】(心臓・血管) ペースメーカ機能不全の中で、自己拍動が出てもそれを検知せずにスパイクを発する状態を何というか?
1) アンダーセンシング
3) ペーシング不全
5) オーバースパイク
2) オーバーセンシング
4) トリガー不全


[解説] ペースメーカ機能不全には、大きくペーシング不全とセンシング不全があり、自己拍動が出てもそれを検知せずにスパイクを発する状態はセンシング不全の中でもアンダーセンシングと呼ばれる状態である。この場合の対処はR波のセンシングの感度を上げることである。


[正解] 1 [出典] 心電図マニュアルP140


【トラブル・シューティング】〜麻酔緊急Vol.1p190

(輸血)『自己血輸血中に起こった空気塞栓』

●腹部大動脈瘤に対する人工血管置換術中に、ポンプを使用した自己血輸血回路より大量の空気を送り込み、著しい低血圧=30、CVP=15、ETCO2=0をきたした。内頚CVラインより50mlを吸引、さらにSGカテーテルを挿入、進退させ、手術台を左右に振りながら、PA孔より100ml、RA孔より50ml、CVラインより50mlの計250mlを吸引でき循環が安定した。手術続行し後遺症なく回復した。専任者が不在であったことと空気検知器の装着忘れが原因であった。 ●空気塞栓の治療は血管を閉塞している空気を可及的速やかに除去することに尽きる。ヒトでの空気塞栓の致死量は経験的に1秒間50ml総量200ml以上と言われている。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント