Ambu AuraGain 声門上気道を用いた口腔咽頭シーリング圧に及ぼす頸椎固定の効果:無作為化クロスオーバー試験

頸椎カラー.png・Ambu AuraGain ラリンジアルエアウェイ(AuraGain)は、2014 年に導入された新しい声門上気道器具の 1 つである。硬性頸椎カラーによる頸椎安定化により、声門上気道と気管挿管の挿入が困難になる。本研究は、AuraGain で確保された気道で、頸椎カラーの存在が口腔咽頭シーリング圧(OSP)と声門のファイバー視野(Brimacombe スコア)に影響するかどうかを調査するために行われた。

・本研究は無作為化クロスオーバー試験であった。全身麻酔下で待機的手術を受ける 35 人のASA 1-3 の患者が研究のために募集された。各患者で、AuraGain をクロスオーバー式で 2 回挿入し、硬性頸椎カラーを付けて 1 回、付けずに 1 回挿入し、挿入の順序を無作為化した。AuraGain を挿入するたびに、OSP 声門のファイバー視野、挿入パラメーター、人工呼吸器のデータ、合併症が記録された。

両群の平均 OSP は有意差なく同様であった(カラーなしで 29.6±3.7 cmH2O、カラーありで 30.1±3.1 cmH2O[P=0.310])。声門のファイバー視野も両群で同様であった。カラーありでの挿入は、カラーなしの場合よりも困難であった。挿入成功の試行回数は、両群で同様であった。カラーのある患者では、LMA の適切な留置にかかる時間が有意に長かった。

・著者らは、Ambu AuraGain は、頸椎が硬性頸椎カラーで固定されている患者に効果的な換気を提供するのに使用できると結論付けている。

POINTAuraGain は、硬性カラーを装着した患者でもリーク圧は変わらず効果的に換気を提供できる。
memo

【Brimacombe スコア】
4=声帯のみが見える。
3=声帯と後喉頭蓋が見える。
2=声帯と前喉頭蓋が見える。
1=声帯は見られない

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