麻薬中毒患者と非中毒患者との間での脊椎麻酔の質の比較

脊椎麻酔 (1).png・本研究の目的は、麻薬依存患者と麻薬未使用患者の脊椎麻酔の質を比較することである。

・症例対照研究で、麻薬依存患者と麻薬未使用患者(群あたり 30 人)を含む 2 群の被験者を登録した。ブピバカイン 15 mg を使用して脊椎麻酔を実施した。麻酔レベルは、1 分ごとに 10 分間評価し、その後 10 分ごとに 180 分間評価した。運動ブロックは、10、60、120、180 分で記録した。麻酔の持続時間を記録した。

脊椎麻酔の平均持続時間は、麻薬依存患者(101.45±28.670)の方が、麻薬未使用患者(126.14±24.206)よりも有意に短かった(P=0.003)。知覚ブロックの平均発現時間は、2 群間で有意差はなかった(4.14±1.62 vs 3.69±1.36、P=0.259)。

薬物乱用は脊椎麻酔の持続時間に影響するため、これらの患者には静脈内薬物投与か、または高用量のくも膜下ブピバカインを使用することが推奨される。
POINT麻薬依存患者では、脊椎麻酔の効果持続時間が短くなる。
【出典】
Comparison of Spinal Anesthesia Quality Between Patients Addicted and Not Addicted to Opium.
J Perianesth Nurs. 2019 Aug 20. pii: S1089-9472(19)30137-6. doi: 10.1016/j.jopan.2019.05.008. [Epub ahead of print]

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