■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/08/28

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【問題1】(麻酔科学用語) 以下の略語のフルスペルと意味を答えよ。
(1) Ag (2) IC (3) GCS (4) MOF (5) POMR

[解答]
(1)antigen:抗原
(2)inspiratory capacity:最大吸気量
(3)Glasgow coma scale:グラスゴー(Glasgow)昏睡尺度/グラスゴー(Glasgow)昏睡スケール
(4)multiple organ failure:多臓器不全
(5)problem-oriented-medical record:問題指向型診療記録



[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(吸入麻酔) 吸入麻酔薬について正しいのはどれか。

ア:イソフルレンは、2MACで脳波が平坦になる。

イ:ハロセンの脳血流増加作用は、血圧の低下により相殺される。

ウ:1MAC濃度の吸入麻酔薬は、脳血流自己調節能を消失させる。

エ:エンフルレンは、脳脊髄液の産生を増加させる。

オ:脳酸素消費量の低下は、イソフルレンがハロセンより大きい。


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[解説] イソフルレンでは、2MACで脳波が平坦になる。脳血流増加はハロセンで最大、イソフルレン最少、エンフルレンは両者の中間にある。吸入麻酔薬による脳血流増加は吸入開始後数分以内に起こり、しかも、血圧が不変でも、低下しても起こり、吸入麻酔薬の脳血管拡張作用が窺われる。脳血流自己調節能は、1MACのイソフルレンでは保持される。エンフルレンは、脳脊髄液の産生、および脳脊髄液再吸収への抵抗の両者を増加させる。イソフルレンは同じMACのハロセン以上に脳酸素消費量を低下させる。


[正解] (ア)、(エ)、(オ) [出典] 第30回麻酔指導医認定筆記試験:A18




【問題3】(呼吸) 胸腔内に貯留した液体を排液する目的で胸腔ドレーンを挿入する場合、どれくらいの太さのドレーンを使用するか?
1) 32〜36Fr
3) 16Fr以下
5) 24〜26Fr
2) 20〜22Fr
4) 28〜32Fr


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[解説] 脱気目的で胸腔ドレーンを挿入する場合、前胸部2−3肋間から肋間中央で穿刺し20〜22Frの太さのドレーンを使用する。胸腔内に貯留した液体を排液する目的で胸腔ドレーンを挿入する場合には、中腋窩線上4−7肋間から肋骨上縁で穿刺し、28〜32Frの太さのドレーンを使用する。


[正解] 4 [出典] 当直医実践マニュアルP381




【問題4】(心臓・血管) 心エコー検査を行う場合、検者は、被験者の( )側に坐り、( )手に探触子を持ち、( )手でゲインの調節などを行う。
1) 頭、右、左
3) 左、左、右
5) 右、右、左
2) 左、右、左
4) 右、左、右


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[解説] 心エコーの体位:検者は被検者の右側に座り、右手に探触子を持ち、左手でゲインの調節などを行う。胸骨左縁からのアプローチでは被検者を左側臥位に、心尖部、肋骨弓下からのアプローチでは仰臥位とする。


[正解] 5 [出典] 心エコー法(テクニカルカ゛イト゛)p8

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