新生児の消化管手術における硬膜外麻酔と全身麻酔の併用 vs全身麻酔:無作為化対照試験

intubation-tube-neoba-fixation-baby-upper-body.png・術後イレウスは、全身麻酔下での消化管手術の頻繁な合併症である。本研究の目的は、硬膜外全身併用麻酔が待機的消化管手術を受ける新生児の消化管機能回復の促進に関連しているかどうかを調査することであった。

・大学病院で消化管手術を受けた 60 人の新生児を含む無作為化比較試験が実施された。30 人の新生児が硬膜外全身併用麻酔(CEGA)を受け、30 人の新生児が全身麻酔(GA)のみを受けた。主要評価項目は、術後の完全な経腸栄養の許容時間であった。副次評価項目は、術後の排便、経鼻胃ドレナージの期間、および感染であった。

・硬膜外カテーテル挿入の反復試行が失敗した 2人の新生児を CEGA 群から除外した後、合計 58 人の患者が研究を完了した(CEGA:28; GA:30)。CEGA 群の方が GA群では早期に完全な経腸栄養が可能であった(4.0 日 vs 8.0 日、p=0.0001)。排便までの時間は、CEGA 群の方が短かった(3.5 日 vs 5.0 日、p=0.0001)。経鼻胃ドレナージの期間は、群間で同様であった(7.0 vs 7.0 日; p=0.9502)。術後感染をきたした患者数は CEGA 群の方が少なかった(35.7% vs 60.0%; p=0.038)。

硬膜外麻酔と全身麻酔の併用は、新生児の消化管手術後の消化管機能の早期回復と感染リスクの低下に関連している。
POINT新生児においても全身麻酔に硬膜外の併用は、消化管手術後の早期回復を促進する。
【出典】
Combined epidural-general anaesthesia vs. general anaesthesia in neonatal gastrointestinal surgery: A randomised controlled trial.
Acta Anaesthesiol Scand. 2019 Sep 11. doi: 10.1111/aas.13469. [Epub ahead of print]

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