全身麻酔下で鼻中隔形成術を受ける患者における音楽療法の効果

音楽療法5.png・音楽は、ストレスと不安を軽減するためのリラクゼーション法として数年間使用されてきた。これは、痛みを伴わず、安全で、安価で、実用的な非薬理学的治療法であり、世界中で広く使用されている。著者らは、全身麻酔下で待機的鼻中隔形??成術を受ける患者の術中意識、患者満足度、覚醒時痛、覚醒の質に及ぼす音楽療法の効果を評価することを目的とした。

・本無作為化対照前向き研究は、2 カ月間に鼻中隔形成術を受けた 120 人の患者を対象に実施された。患者は無作為に選択され、音楽群(術中に音楽あり)と対照群(術中に音楽なし)の 2 群に分けられた。全患者は標準的全身麻酔を受けた。全身麻酔下に予定された手術を受ける年齢 18〜70 歳の患者が含まれた。緊急手術、聴覚障害や認知障害のある患者は研究から除外された。

・合計 120 人の患者が登録され、2 群に分けられた。人口統計学的特性、麻酔と手術所要時間に関して、群間に統計的に有意差はなかった(p>0.05)。音楽群の方が、術後期に鎮静興奮スコアは対照群よりも低かった(3.76±1.64 vs. 5.11±2.13; p<0.001)。加えて、音楽群の患者の方が、疼痛レベルが低く(2.73±1.28 vs 3.61±1.40)、p<0.001)、鎮痛剤の消費量が少なくて済んだ。

・非薬物的介入である音楽療法は、副作用のない効果的な方法であり、術後の覚醒度、血行動態パラメーター、鎮痛剤必要量に好ましい効果をもたらす。また、手術患者の不安や術中意識のエピソードを減らすのにも効果的である。

BGM があった方がいい気はするが、研究で有意差を出した研究って少ないのかな。

【出典】
The effects of music therapy in patients undergoing septorhinoplasty surgery under general anesthesia.
Braz J Otorhinolaryngol. 2019 Mar 5. pii: S1808-8694(18)30606-2. doi: 10.1016/j.bjorl.2019.01.008. [Epub ahead of print]



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