■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/09/03

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (p____________) (r____) : 麻酔前回診

(2) (f_____) (v____) (c_______) : 努力肺活量

(3) (h______) : 低酸素[症]

(4) (___k) : 危険度/リスク

(5) (n______) (m_______) (r________) : 核磁気共鳴


[解答]
(1)preanesthetic round(2)forced vital capacity
(3)hypoxia(4)risk
(5)nuclear magnetic resonance


[出典] 麻酔科学用語集 第3版


■ これって常識? ■
活動性肺結核に対する初期治療は,イソニアジド+リファンピシン+ピラジナマイド+エタンブトール(またはストレプトマイシン)の4剤併用療法である

1)活動性肺結核に対してWHOが推奨する標準的治療法は,○1最初の2カ月間はイソニアジド+リファンピシン+ピラジナマイド+エタンブトール(またはストレプトマイシン)の4剤併用,○2その後の4カ月間はイソニアジド+リファンピシン+エタンブトール(イソニアジドとリファンピシンに感受性があればエタンブトールは投与しなくともよい).
2)もしイソニアジド耐性菌の頻度が4%未満の地域であれば,イソニアジド+リファンピシン+ピラジナマイドの3剤で治療を開始してよい.
3)粟粒結核,結核性髄膜炎,骨関節結核などでは,計約 1年間の治療を行う.
4)イソニアジド+リファンピシン+エタンブトールの3剤で治療を行う場合,活動性肺結核では9カ月の治療を行う.
5)イソニアジド耐性菌と判明した場合には,さらにほかの有効な1次性抗結核薬を少なくとも3剤用いて6〜9カ月治療する.
6)多剤耐性結核菌(イソニアジドとリファンピシンに耐性)の場合は,感受性のある抗結核薬 3〜4剤を用いて18〜24カ月の治療を行う.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識〜感染症編



【問題2】(心臓・血管) 超音波診断装置について正しいのはどれか。

ア:超音波とは、「人間の耳に聞こえないほど高い音程(周波数)の音」と定義されている。

イ:横波は粒子の振動方向と直交した方向に伝搬する波である。

ウ:方位分解能とは、超音波のビーム方向に並んだ2点を識別する分解能である。

エ:滑面の反射により起こるアーチファクトには、鏡面現象がある。

オ:空間分解能とは、近接した2点を画像上で分離できる限界であり、分離可能な最小距離をいう。


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[解説] ○:超音波とは、「人間の耳に聞こえないほど高い音程(周波数)の音」と定義されている。
○:横波は粒子の振動方向と直交した方向に伝搬する波であるが、生体軟部組織中はほとんど伝搬しない。
×:方位分解能とは、超音波のビーム方向に垂直に接した2点を識別する分解能であり、ビーム幅で決まる。
○:滑面の反射により起こるアーチファクトには、鏡面現象がある。鏡面現象とは、超音波が滑らかな面では鏡面反射をするため、反射した超音波が実像に当たって同じ経路を逆戻りすることにより虚像(鏡像)として表示されることである。
○:空間分解能とは、近接した2点を画像上で分離できる限界であり、分離可能な最小距離をいう。空間分解能には、距離分解能、方位分解能、スライス方向分解能がある。



[正解] ア、イ、エ、オ [出典]




【問題3】(心臓・血管) 中心静脈圧波形上のy波(谷)は何に起因するものであるか?
1) 右房の収縮
3) 三尖弁の右房内への膨隆
5) 右室への血液流入
2) 右房の充満
4) 右房の弛緩


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[解説] 心房の圧波形はa、c、vの陽性波とx、yの陰性波(谷)で構成されている。心室収縮が終了した後、心室内圧が低下し房室弁が開放し、心房から心室へ血液は急速に流入する。この時、心房内圧は急速に低下しy谷を形成する。y谷はx谷に比し浅いのが正常である。心室の流入障害(右室梗塞、収縮性心膜炎など)が存在すると、深く急峻なy波を生じることがある。


[正解] 5 [出典] 心臓カテーテル検査のモニタリングP66

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