胃内視鏡検査のための麻酔小児におけるプロポフォール+ケタミンとプロポフォール+レミフェンタニルの比較

胃内視鏡検査.png・理想的な麻酔の探求は未だに未解決の研究課題である。本研究の目的は、胃内視鏡検査に際して麻酔をかけられた小児を対象に、プロポフォール+ケタミン、プロポフォール+レミフェンタニルの 2 種類の全身麻酔法を評価し、比較することであった。

・本研究には、全身麻酔下に上部消化管の待機的内視鏡検査に登録された 90 人の小児が含まれた。患者は 2 群のうちの 1 群に無作為化:K 群の小児はプロポフォールとケタミンで麻酔され、R 群はプロポフォールとレミフェンタニルで麻酔された。麻酔中にモニターされたパラメーターは、導入時間、呼吸および循環パラメーター、有害事象、覚醒時間、意識回復後の小児の状態であった。

・群間で麻酔導入時間(K 群 3±1 分 vs R 群 4±2.5 分、P<0.001)、覚醒時間(R 群 4±4.5 分 vs K 群 6±5分)、P<0.01)、意識回復後の小児の状態(R 群 90.9% 穏やか、K群 54% 混乱、P<0.001)および消化器科医の意見による検査条件の評価(K 群を支持、P<0.05)に有意差があった。

・論文に提示されている両麻酔法は安全であり、内視鏡検査を行うために小児に使用できる。プロポフォールとケタミンを併用することにより、麻酔を迅速に導入し、非常に良好な検査条件を創出できる。プロポフォールとレミフェンタニルを併用することにより、麻酔後に迅速かつ完全な意識回復が可能になる。

導入はケタミンの方が迅速だが、覚醒はレミフェンタニルの方が速く、かつ回復状態が良好ということ。

【出典】
Comparison of propofol-ketamine versuspropofol-remifentanil in children anaesthetized for gastroscopy.
Anaesthesiol Intensive Ther. 2019 Sep 25. pii: 37810. doi: 10.5114/ait.2019.88185. [Epub ahead of print]

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