麻酔前室での成人患者の超音波ガイド下動脈カニューレ挿入法 vs 触診法:無作為化対照試験

橈骨動脈.png・超音波ガイド下法は、動脈カニューレ挿入に際して従来の触診法よりも優れている。ただし、超音波検査装置の組み立ての複雑さを考慮すると、この手法は広く使用されていない。ここでは、麻酔前室で成人患者を対象に、超音波検査ガイド下法と従来の触診法とを比較した。

・合計 66 人の患者が登録され、2 群に分けられた:超音波群と触診群。その後、麻酔科医はいずれかの方法で橈骨動脈にカニューレを挿入した。主要評価項目には、初回成功率と合計成功率、カニューレ挿入時間と合計処置時間が含まれる。副次評価項目は、カニューレ挿入に起因する合併症の割合であった。

・全体で、60 人の患者が本研究で分析された。超音波群での初回試行成功率(96.6%)は、触診群の成功率(73.3%)よりも有意に高かった(P=0.03)。カニューレ挿入時間と総処置時間は 2 群間に有意差はなかった。2 群のカニューレ挿入によって起因する合併症の割合は同様であった。

超音波ガイド下橈骨動脈カニューレ挿入法は、従来の触診法と比較して、麻酔前室での動脈カニューレ挿入に際してより効率的である。

個人的には、触診し難い患者では使った方がいいと思う。

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