静脈内患者管理鎮痛法を受ける間、腹腔鏡下肥満症手術後 24時間における中程度から重度の痛みの危険因子

袖状胃切除術.png・研究の目的は、腹腔鏡下肥満症手術後の 24 時間における中程度から重度の痛みの発生率と危険因子を調査することであった。

・本後ろ向き研究には、2016 年 6 月から 2018 年 7 月までに単施設で腹腔鏡袖状胃切除術か、または Roux-en-Y 胃バイパス術を受けた病的肥満患者が含まれた。麻酔回復室(PACU)と病棟で分析された。PACU 退室前に、静脈内患者管理鎮痛(IV-PCA)が開始された。

・97 人の患者が含まれた。平均年齢は 38.60±12.27 歳で、平均 BMI は 45.04±±8.42kg/m2 で、69% が女性であった。中等度から重度の痛みの発生率は 75% であった。最初の 24 時間での中程度から重度の痛みは、年齢が若い場合、性別が女性、NSAID の術後投与、PACU 到着時の最初の痛みスコア>3、PACU 退室時の疼痛コントロールが不十分であった。多変量解析により、PACU 退室時の疼痛管理が不十分であることが、術後 24 時間で中程度から重度の疼痛と独立して関連する唯一の要因であることが明らかになった(p=0.011)。PACU 退室から術後 3 日目の終わりまで、各 24 時間の終わりに中程度から重度の痛みは、その後の 24 時間の中程度から重度の痛みの有意な予測因子であった(それぞれ p=0.011、p= 0.001、p=0.004)。

・腹腔鏡下肥満症手術を受け、PACU 退室後に IV-PCA を受けた患者の 75% が、中等度から重度の痛みをきたした。PACU 退室時の不十分な疼痛管理は、術後 24 時間の中程度から重度の疼痛の唯一の独立危険因子であった。

術直後が疼痛はいちばん強いだろうから、麻酔回復室で積極的に疼痛緩和に努めることが、その後の疼痛管理に大きく影響するのだろう。

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