肩関節形成術後の術後疼痛管理のためのワンショット vs 持続的斜角筋間ブロック:前向き無作為化臨床試験

肩3.png・局所麻酔薬の持続カテーテル注入は、人工肩関節手術後の局所麻酔の有効性を拡張する。著者らの目的は、連続斜角筋間ブロック(CIB)と単回斜角筋間ブロックを比較することであり、仮説は、これらは人工肩関節形成術患者において同様の安全性と有効性を提供するというものであった。

・76 人の患者は、人工肩関節形成術後のロピバカイン単回斜角筋間ブロックか、または CIB に無作為化された。術後疼痛スコアとオピオイド使用量、入院期間(LOS)、有害事象、カテーテル抜去時間が記録された。

術後初日の疼痛スコア(P=0.010)とオピオイド使用量(P=0.003)は CIB 群の方が低かったが、LOS には差がなかった。有害事象は CIB 群の方がよく見られ、カテーテルの 10% が時期尚早に抜去された。

術後初日のオピオイド使用と疼痛レベルは、CIB 後の方が臨床的に少ないが、これは LOS を短縮しなかった。CIB の利点は、高いコストと合併症の発生を正当化できない可能性ががある。

斜角筋間持続ブロックは、疼痛緩和のメリットはあるが LOS 短縮につながらず、コスト高で合併症の発生が懸念され、推奨はできないということか。

【出典】
Single-Shot Versus Continuous Interscalene Block for Postoperative Pain Control After Shoulder Arthroplasty: A Prospective Randomized Clinical Trial.
J Am Acad Orthop Surg Glob Res Rev. 2019 Jun 11;3(6):e014. doi: 10.5435/JAAOSGlobal-D-19-00014. eCollection 2019 Jun.

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