子宮摘出後の術後鎮痛に対する腹横筋膜面ブロックに及ぼすブピバカインへのミダゾラム追加の有効性:無作為化対照試験

ミダゾラム1.png・さまざまな区域ブロック法の質を高め、局所麻酔薬の持続時間を延長するために、さまざまな補助剤が利用されてきた。本研究の目的は、腹横筋膜面(TAP)ブロックにおいて、ブピバカインに併用したミダゾラムが、24 時間モルヒネ消費量、術後鎮痛持続時間、有害作用に及ぼす効果を評価することであった。

・大学病院で実施された前向き無作為化対照二重盲式試験で、全身麻酔下に腹式子宮全摘出術を受けた 82 人の女性がこの試験に含まれた。参加者は 2 群(それぞれ 41 人)のいずれかに無作為に割り当てられた。対照群は、0.25% ブピバカイン 20mL による TAP ブロックを受け、ミダゾラム群は、片側にミダゾラム 50μg/kg を含む同量のブピバカインによる TAP ブロックを受けた。術後の累積 24 時間モルヒネ消費量、鎮痛持続時間、疼痛スコア、鎮静スコア、有害事象が記録された。スチューデントの t 検定、マンホイットニー U 検定、カイ2乗検定を使用した。

ミダゾラム群患者の方が、累積 24 時間モルヒネ消費量が少なく[中央値(四分位範囲):15(10-19.50)mg vs 25(17.50-37)mg、P<0.001]、4 時間、6 時間、12 時間での安静時(それぞれ P=0.01、0.02、0.02)と、2 時間、4 時間、6 時間、12 時間での運動時の術後疼痛スコアが低く(P<0.001)、初回レスキュー術後鎮痛要求までの時間が長く(430.11±63.02分 vs 327.78±61.99分、P<0.001)、鎮静、悪心嘔吐、掻痒感が少なかった。

TAP ブロックのブピバカイン補助薬としてミダゾラムを追加すると、腹式子宮摘出術後の 24 時間のモルヒネ消費量が減少し、術後鎮痛持続時間が延長され、副作用の発生率が低下する。

TAP ブロック時にブピバカインにミダゾラムを追加すると、持続時間が延長し、副作用が減ると。いいことづくめ!本当かな〜?

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

驚いた 驚いた

この記事へのコメント