肥満および非肥満の妊婦における硬膜外カテーテル留置:系統的レビューとメタ分析

肥満14.png・分娩時に硬膜外鎮痛を受ける肥満妊婦の割合が増加しているため、これらの女性の硬膜外留置中の硬膜外失敗と困難の割合を評価する必要がある。

・2017 年 12 月まで、PubMed、Embase、Medline、Google scholarで、肥満妊婦と非肥満妊婦で硬膜外カテーテル留置において、失敗および/または困難を報告した記事について体系的に検索した。硬膜外留置時に超音波を使用した研究は除外した。結果は、初回の成功または複数回試行として定義された。文献の質の評価は、調整ニューランドオタワスケールに従って行われた。女性の 2 群が定義された(肥満指数(BMI)≧30kg/m2 と BMI<30kg/m2。OpenMetaAnalyst ソフトウェアを使用して統計分析を実行した。

・当初 221 件の記事が特定されたが、そのうち 8 件を系統的レビューに、4 件をメタ分析に含めた。6 件の研究のうち 5 件が BMI と硬膜外失敗との関連性を報告し、5 件の研究のうち 4 件が BMI と硬膜外留置困難または複数回試行との関連性を報告した。非妊娠妊婦と比較して肥満妊婦では、硬膜外失敗のオッズ比(OR)は 1.82[95%CI 1.2〜2.68]であり、複数の試行は 2.21[95%CI 1.39〜3.52]であった

・調査結果は、妊婦の肥満は分娩時の硬膜外留置失敗と困難のリスクを少なくとも 2 倍増加させ、このリスクは BMI の増加とともに増大することを示唆している。
POINT肥満妊婦への硬膜外カテーテル留置は、非肥満妊婦に比べて 2 倍以上困難である。
【出典】
Difficult epidural placement in obese and non-obese pregnant women: a systematic review and meta-analysis.
Int J Obstet Anesth. 2019 Nov;40:52-61. doi: 10.1016/j.ijoa.2019.05.011. Epub 2019 May 30.

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