■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/11/14

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (c__________) (c_____) : コリン作動性クリーゼ

(2) (h_________) : 嗅覚過敏

(3) (d_______) (d___) : 利尿薬

(4) (t__________) (g_______) : 温度較差/体温較差

(5) (h_______________) : 赤血球凝集反応


[解答]
(1)cholinergic crisis(2)hyperosmia
(3)diuretic drug(4)temperature gradient
(5)hemagglutination


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(呼吸) 気管支喘息患者に投与する消炎鎮痛剤としてはどれが適当か?
1) インダシン
3) ロキソニン
5) ソランタール
2) ボルタレン
4) アスピリン


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[解説] 気管支喘息患者にはアスピリン喘息(成人喘息患者の10%)を誘発しないように、酸性薬剤を投与しない。どうしても鎮痛剤を投与しなくてはならない場合はソランタール等の塩基性薬剤を投与する。


[正解] 5 [出典] 研修医ノートP630



【問題3】(小児) 小児の麻酔について正しいのはどれか?

ア:右左シャントは吸入麻酔による導入時間を短縮させる。

イ:カフつき気管チューブは小児には使用してはならない。

ウ:ヘマトクリット値の低下は左右シャントを減少させる。

エ:一般に小児では体重当たりに必要な薬物量は成人よりも多くなる。

オ:1歳未満の小児はオピオイドの呼吸抑制作用に敏感である。


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[解説] ア:×:右左シャントがあると、血流の一部が肺循環を通らず体循環血液の吸入麻酔薬濃度が上昇しにくいため、導入時間は遅れる。
イ:×:カフつき気管チューブを小児に使用しても問題ない。ただし、気道内圧<30cmH2Oでリークがあることを確認する。カフありチューブを使う利点は、適正チューブサイズを求めて挿管操作を繰り返す必要がないことと、新鮮がス流量を少なくできること、室内ガス汚染を少なくできることである。
ウ:×:ヘマトクリット値の低下は左右シャントを増加させる。
エ:○:一般に小児では薬物の分布容量(脂肪、体液)が大きいため、体重当たりに必要な薬物量は成人よりも多くなる。
オ:○:1歳未満の小児はオピオイドの呼吸抑制作用に敏感である。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p396-404





【問題4】(呼吸) 抜管後に発生する合併症で小児に起こりやすいのはどれか?
1) 嗄声
4) 気道狭窄
2) 声門浮腫
5) 声門下浮腫
3) 咽頭痛


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[解説] 小児の気道は解剖学的に声門の下がもっとも狭いために、抜管後には声門下浮腫が発生しやすい。成人ではもっとも狭いのは声門である。


[正解] 5 [出典] 救急医療実践ハンドブックp27

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