待機的腹腔鏡下胆嚢摘出術における i-gel vs カフ付き気管チューブ:臨床比較研究

i-Gel.png・本研究は、気管チューブと i-gel を以下の点での検証と比較を目的としている。有効性:異なる一回換気量での気腹前後の両器具間のリーク率の差と口咽頭リーク圧の比較:挿入の容易さ:最適な位置決めに必要な試行回数。

・60人 の患者、ASA I?II が研究に無作為に選択された。全患者に標準的な麻酔法が使用された。次に、i-gel を挿入した。肺は、従量換気(VCV)を使用して 3 つの異なる一回換気量(6、8、10 mlkg)で換気された。リーク容量は、吸気一回換気量と呼気一回換気量の差として計算された。リーク率は、リーク容量を吸気一回換気量で除して計算した。これらの観察結果は、i-gel と通常の気管チューブを用いて気腹前後の 1 回換気量毎に記録された。

i-gel の口咽頭リーク圧は 26cmH2O であり、気管チューブ群では最高気道内圧 40cmH2O でもリークはなかった。気腹前後に、一回換気量 6ml/kg で、i-gel と気管チューブ間で、リーク率やリーク容量に統計的有意差はなかった。8 と 10ml/kg では、気腹前後で i-gel と気管チューブ間に統計的に有意な差があった。

・本研究では、一回換気量が少ない場合や中程度の場合、従圧換気中に i-gel を安全かつ効果的に使用できることが分かった。

一回換気量を少なく設定すれば、腹腔鏡下胆嚢摘出術でも i-gel を使用できそうだ。

【出典】
I - Gel Versus Cuffed Tracheal Tube in Elective Laparoscopic Cholecystectomy ? A Clinical Comparative Study
Indian Journal of Clinical Anaesthesia Volume : 2 Issue : 4 Page : 235ー239

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