初回膝関節全置換術後の 24 時間を超える入院の危険因子

膝関節.png・最近、メディケアサービスセンターは、入院患者専用手術リストから人工膝関節全置換術(TKA)を削除した。本研究の目的は、TKA 後 24 時間以内に自宅へ安全に退院することを予測する上での、人口統計学、内科的併存疾患、術後合併症の役割を評価することである。

・2011 年から 2016 年までに初回 TKA を受けた患者は、米国外科学会手術の質改善プログラムで特定された。患者は、手術後 24 時間未満の患者と手術後 24 時間以上の在院期間(LOS)の患者に分類された。人口統計学、術前併存疾患、手術変数、および術後有害事象は、24 時間を超える LOS の危険因子として分析された。

・初回 TKA を受けた合計 210,075 人の患者が選択基準を満たし、そのうち 18,134 人(8.6%)の患者が術後 24 時間以内に退院した。リスク調整後の多変量解析では、年齢、肥満、術前喫煙、糖尿病、呼吸困難、慢性閉塞性肺疾患、高血圧、出血性障害の併存疾患、術前のコルチコステロイド使用、機能的依存状態の患者は、24 時間以上悔過後の退院のリスクが大きかった。性別が男性、脊椎麻酔、監視下麻酔管理は、24 時間を超える LOS にはなりにくい要因であった。

・本研究は、機能的依存状態、術前併存疾患、術後合併症はすべて、TKA 後 24 時間を超える LOS と関連していることを示唆している。外科医と患者は、TKA を受ける患者の外来状態を考慮する場合、24 時間を超える LOS のリスクに関連する臨床的および人口統計学的変数に注意する必要がある。

米国では TKA 後 2 日以上の入院は、保険適用されないということ!?驚愕!!

【出典】
Risk Factors for Greater Than 24-Hour Length of Stay After Primary Total Knee Arthroplasty.
J Arthroplasty. 2019 Oct 30. pii: S0883-5403(19)31014-9. doi: 10.1016/j.arth.2019.10.037. [Epub ahead of print]

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