磁気共鳴画像法(MRI)を受けた小児患者でのラリンジアルマスクユニーク?の位置:前向き観察研究

ラリンジアルマスク ユニーク.png・ラリンジアルマスク UNIQUE(LMAU)は、臨床成績が良好で失敗率が低い声門上気道器具である。磁気共鳴画像法(MRI)上での LMAU の理想的な位置と、放射線学的位置異常が臨床性能(可聴リーク)に関連するかどうかについてはほとんどわかっていない。本研究の主な目的は、サイズに応じた LMAU の放射線学的異常の発生率を評価することであった。副次評価項目は、正しい位置にある LMAU vs 放射線学的に位置異常のある LMAU で、臨床成績と付随する合併症(1 回目の試行成功率、可聴リーク)であった。

・前向き観察研究で、LMAU による全身麻酔下に脳 MRI を受ける全小児患者が含まれた(1.9.2016-16.5.2017)。放射線学的に正しい位置:下咽頭部に LMAU、近位カフが C1 または C2 の反対側に対面し、距離 A(カフ近位端と喉頭口)≦距離 B(カフ遠位端と喉頭口)。位置異常 A:LMAU が下咽頭外。位置異常 B:近位カフが C1-C2 の外側。位置異常 C:距離 A≧距離 B。MRI 画像で距離を測定した。 LMAU サイズ間と、研修生群とコンサルタント群間の初回試行成功率における位置異常発生率は、フィッシャーの正確検定を使用して比較され、位置異常の発生率の差は McNemar 検定を使用し、放射線学的位置によるリークの差は 2 サンプル二項検定を使用して比較された。

・全体で 202 人の小児患者が含まれた。放射線学的に定義された位置異常の発生率は 26.2% であった(n=53)。ラリンジアルマスクは、91.1%(n=184)の症例で初回試行で正常に挿入された。可聴リークは、3.5%(n=7)の患者で検出された。可聴リークがある場合の 42.9%(n=3)で、放射線学的位置異常が見られた。付随する合併症の割合は1.5%(n=3)であった:喉頭痙攣、酸素飽和度低下、咳嗽。 4.0%(n=8)では、LMAU は血液汚染が見られた。LMAU 2 または LMAU 2.5 と比較して、LMAU 1.0、1.5、LMAU 3、4 では放射線学的異常の発生率が高かった(p<0.001)。

位置異常は、LMAU の臨床的性能の低下(可聴リーク、合併症)や代替気道管理の必要性とは関連していなかった。

ラリンジアルマスクは、必ずしも最適位置に挿入留置されていなくても、リーク音なく換気可能で、それなりに機能しうる。

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